視能訓練士の日 (記念日 毎月第1月曜日、6月第1月曜日)
- 制定者
- 公益社団法人・日本視能訓練士協会(JACO)
- 認定年
- 2022年(令和4年)
- 日付
- 6月の第1月曜日
- 英語表記
- Japan Certified Orthoptist Day(JCOD)
- JACO発足年
- 1972年(昭和47年)
- 正式略称
- CO(Certified Orthoptist)
目の前にある文字がぼやけて見える子どもを検査し、弱視や斜視の治療へとつなぐ専門職がいます。「視能訓練士(Certified Orthoptist:CO)」と呼ばれる国家資格保有者で、乳幼児から高齢者まで幅広い世代の視機能を守る眼科領域の専門技術職です。
視能訓練士の主な役割は、小児の弱視・斜視に対する視能矯正と、視機能全般の検査です。理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)と並んでリハビリテーション職に分類されており、医療チームの一員として眼科診療を支えています。英語の正式略称「CO」は、「Certified Orthoptist」に由来します。
「視能訓練士の日」は、公益社団法人・日本視能訓練士協会(JACO:Japanese Association of Certified Orthoptists)が制定した記念日です。日付は、国際視能矯正協会(IOA)が「World Orthoptic Day(世界視能矯正の日)」と定めている6月の第1月曜日に合わせており、英語表記は「Japan Certified Orthoptist Day(JCOD)」となります。2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。直近の実施日は、2022年6月6日、2023年6月5日、2024年6月3日です。
JACOは1972年(昭和47年)に任意団体として発足し、2022年に設立50周年を迎えました。会員の学術技能の研鑽と人格資質の陶冶を目的とし、視能矯正学の発展と国民医療の普及・向上を掲げています。事業内容は学会・講習会・研修会の開催にとどまらず、弱視治療用眼鏡への療養費給付の実現、3歳児健康診査における視覚スクリーニングマニュアルの作成、母子健康手帳用「目の健康チェックシート」の立案・作成など、弱視・斜視の早期発見・早期治療に向けた政策的な活動も積極的に担ってきました。
記念日制定の目的は三つあります。視能訓練士自身が専門職としての誇りを持つこと、眼保健衛生および視能矯正の重要性を社会に広く伝えること、そして視能訓練士という職種の知名度を高めることです。見えにくさは生活の質に直結しますが、早期発見・早期介入によって改善できるケースも少なくありません。その最前線に立つ専門職の存在を多くの人が知ることが、この記念日の根底にある意図といえます。