兄の日 (記念日 6月6日)

兄の日
制定年
1992年(平成4年)
制定者
畑田国男(漫画家・著述家、1944〜1996年)
日付の由来
双子座の期間の中間、双子座シンボルの兄弟神話に由来
関連記念日
弟の日(3月6日)、妹の日(9月6日)、姉の日(12月6日)
漫画家としての受賞歴
第2回日本漫画家協会賞大賞、読売国際漫画大賞優秀賞
学歴
慶應大学大学院経済学専攻 博士課程修了(1967年)

漫画家でありながら経済学の博士課程を修了し、さらに「兄弟姉妹型」研究の第一人者として活動した——畑田国男(1944〜1996年)は、そのキャリアの重なりが珍しい人物です。慶應義塾大学経済学部を卒業後、同大学院で経済学を専攻して1967年に博士課程を修了。在学中は漫画研究会に所属し、4コマ漫画の大家・鈴木義司に師事しました。大沢商会の広告課勤務を経て独立し、以後は漫画・著述の両面で独自の道を歩み続けました。

漫画家としての畑田は、「悪魔」をモチーフにしたイラストや漫画作品を「SFアドベンチャー」「週刊ベースボール」などの雑誌に発表しました。1973年(昭和48年)には自費出版した「宇宙船ノア」で第2回日本漫画家協会賞大賞を受賞。さらに第2回読売国際漫画大賞優秀賞、ペスカラ国際漫画大賞優秀賞も受賞しており、国際的な評価も得ています。

もう一つの顔である著述家としては、きょうだいの生まれ順と性格・行動傾向の関係を分析した「兄弟姉妹型」研究に精力を注ぎました。この分野で複数の書籍を刊行し、「姉妹型の会」の世話人も務めるなど、研究を社会活動として広く展開しました。その集大成として、1992年(平成4年)にきょうだいに関連した4つの記念日を制定しています。

「兄の日」は6月6日です。この日付には根拠があります。双子座の期間(5月21日〜6月21日)のほぼ中間点が6月6日にあたり、双子座のシンボルがカストール(兄)とポルックス(弟)という兄弟神話に由来します。さらに「6・6」という数字の並びが兄と弟それぞれを表すという発想も込められています。関連する記念日として、3月6日は「弟の日」、9月6日は「妹の日」、12月6日は「姉の日」が設けられており、四兄弟姉妹すべてにそれぞれ記念日が割り当てられています。なお11月23日は別途「いい兄さんの日」とされています。

畑田国男は1996年(平成8年)に逝去しましたが、彼が制定した記念日は現在も日本記念日協会に登録され、毎年6月6日に「兄の日」として認知されています。経済学・漫画・人間類型研究という異質な領域を横断した畑田の仕事は、記念日という形でその研究視点を現代に伝え続けています。

参考リンク

6月6日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 20.3

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)