大鳴門橋開通記念日 (記念日 6月8日)
- 開通日
- 1985年(昭和60年)3月18日
- 橋長
- 1,629メートル
- 橋の種類
- 吊り橋
- 区間
- 兵庫県南あわじ市(淡路島門崎)〜徳島県鳴門市(大毛島孫崎)
- 所属路線
- 神戸淡路鳴門自動車道
- 渦潮の最大直径
- 約20〜30メートル(世界最大規模)
- 渦の道開設
- 2000年(平成12年)
- 渦の道規模
- 海面から約45メートル、全長450メートル
鳴門海峡では、春と秋の大潮時に直径20〜30メートルに達する渦潮が発生します。この規模はイタリアのメッシーナ海峡やカナダのセイモア海峡と並んで「世界三大潮流」のひとつに数えられ、最大で時速20キロメートル以上の潮流が海面を激しくかき回します。そのダイナミックな光景の真上を走る橋が、1985年(昭和60年)3月18日に開通した大鳴門橋です。
大鳴門橋は橋長1,629メートルの吊り橋で、本州と四国を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道の一部を担っています。
兵庫県南あわじ市の淡路島・門崎から徳島県鳴門市の大毛島・孫崎までを結ぶこの橋は、開通当初から思わぬ問題を引き起こしました。眼下に広がる雄大な渦潮に引き込まれるように車を止めるドライバーが続出したため、橋上の路側帯には「停駐車禁止 路側走行禁止」の標示が施され、橋全体にスピーカーが設置されて走行中のドライバーへ音声警告が発せられるという異例の対策が取られました。橋の上から渦潮を眺めたいという欲求が、開通直後からいかに強かったかを物語るエピソードです。
この要望に応える形で整備されたのが、橋桁内部の海上遊歩道「渦の道」です。2000年(平成12年)に開設され、車道の真下にあたる海面から45メートルの高さを全長450メートルにわたって歩くことができます。随所に設けられたガラス張りの床から、うねりながら生まれる渦潮を真下に見下ろす体験は、遊覧船とはまた異なる独特の迫力があります。大潮の時期には特に観潮の好機とされ、国内外から多くの観光客が訪れます。
大鳴門橋が開通した1985年は、本州四国連絡橋の工事が相次いで進んでいた時代でもあります。同じ神戸淡路鳴門自動車道の北側にあたる明石海峡大橋の開通は1998年まで待たなければならなかったため、開通当初の大鳴門橋は淡路島の北端で一度フェリーに乗り継ぐ必要がありました。それでも四国と本州を陸路でほぼ繋ぐ画期的なルートとして、四国の人々にとって長年の悲願が一歩実現した瞬間でもありました。
6月8日の他の記念日
6月8日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)