無垢の日 (記念日 6月9日)
- 日付の由来
- 「む(6)く(9)」の語呂合わせ
- 制定者
- プレイリーホームズ株式会社
- 認定
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 無垢材の特徴
- 一本の原木から切り出した、接着剤を使わない天然木材
- 調湿機能
- 湿度が高いと水分を吸収、乾燥時は水分を放出
- 集成材との違い
- 集成材は複数の木材を接着剤で貼り合わせたもの
木の家に住んでいると、梅雨時でもじめじめしにくい、冬でも乾燥しすぎないと感じることがあります。その正体が無垢材の調湿機能です。無垢材は空気中の湿度が高いときに水分を吸収し、乾燥しているときに水分を放出する性質を持っています。合板やビニールクロスで覆われた現代の住宅では得にくいこの機能は、天然木そのものの細胞構造がそのまま残っているからこそ働きます。
無垢材とは、一本の原木(丸太)から必要な寸法に切り出した、加工を加えていない木材のことです。複数の木材を接着剤で貼り合わせた集成材や、薄い板を重ねた合板とは根本的に異なります。集成材や合板は寸法の安定性が高く扱いやすい反面、接着に使われる樹脂や化学物質が揮発することがあります。一方の無垢材は化学物質を含まない純粋な自然素材であり、シックハウス症候群を気にする家庭にとって選ばれやすい素材です。
デメリットとして挙げられるのは、割れやひびが入りやすいことです。木は伐採後も内部の含水率が変化し、乾燥する過程で収縮・膨張を繰り返します。そのため施工後に反りや割れが生じることがあります。ただし、適切に乾燥処理された「乾燥材」を使うことでリスクを大幅に減らせます。天然乾燥(AD材)と人工乾燥(KD材)の二種類があり、コストや用途によって使い分けられています。
「無垢」という言葉はもともと、清純でけがれがなく、まじりけのない状態を指します。仏教用語としての「無垢」は煩悩のない清らかな心を意味し、転じて素材の世界では「余計なものが加えられていない、そのままの素材」として使われるようになりました。6月9日は「む(6)く(9)」の語呂合わせから「無垢の日」とされています。制定したのは長野県松本市に本社を置くプレイリーホームズ株式会社で、オリジナル建材の製造・販売と木材・建材の輸入を手がける企業です。無垢材の利用促進を通じて、自然素材志向への対応・資源の有効活用・住宅の耐久性向上という三つの市場ニーズに応えることが目的とされています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。無垢材は杉・ヒノキ・パイン・ウォールナットなど樹種によって硬さ・色味・香りが大きく異なります。柔らかい杉は足触りが暖かく傷がつきやすい分、経年変化で独特の味わいが出ます。硬いウォールナットは傷に強く、家具材としても人気です。床材・壁材・建具など用途に合わせた樹種の選択が、長く使える住まいづくりの基本といえます。
6月9日の他の記念日
6月9日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)