認知症予防の日 (記念日 6月14日)
- 日付
- 6月14日
- 制定者
- 日本認知症予防学会
- 登録年
- 2017年(平成29年)
- 由来
- アルツハイマー博士の誕生日
- 発症頻度
- 65歳以上の10人に1人
65歳以上の10人に1人が発症するとされる認知症。その予防の重要性を広く伝えるために、6月14日は「認知症予防の日」と定められています。
制定したのは、福岡県北九州市八幡東区に事務局を置く日本認知症予防学会です。日付には明確な由来があります。認知症の大きな原因であるアルツハイマー病を発見したドイツの医学者・精神科医、アロイス・アルツハイマー博士(1864〜1915年)の誕生日にちなんでいます。2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。翌2018年(平成30年)6月10日には同学会による「認知症予防の日」制定記念式典が開催され、認知症予防に関する講演も実施されています。
認知症は、現在の医学においても根本的な治療法が確立されていない疾患です。安全で効果的な治療法を模索する研究が世界中で進められていますが、発症後に元の状態へ戻すことは極めて困難とされています。そのため、発症そのものを防ぐ「予防」の観点がますます重視されるようになりました。各種の疫学研究では、適度な運動習慣、社会的なつながりの維持、バランスの取れた食生活、知的活動への従事などが認知機能の低下リスクを軽減する可能性があると報告されています。
経済的な影響も深刻です。認知症は医療保険や介護保険の負担において大きな割合を占めており、高齢化が進む日本社会にとって切実な課題となっています。また、高齢者が最もなりたくないと考えている病気の第1位でもあり、本人だけでなく家族の生活にも大きな影響を及ぼします。
日本認知症予防学会では、学術集会の開催を通じた最新の研究知見の共有に加え、認知症予防の専門家である「認知症予防専門士」の養成とその資格認定を行っています。科学的根拠に基づいた予防策を社会に届けるための取り組みです。
治療が難しいからこそ、予防に目を向ける。この記念日は、そのための一歩を踏み出すきっかけとなる日です。
参考リンク
6月14日の他の記念日
6月14日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)