栃木県民の日 (記念日 6月15日)
- 記念日の日付
- 6月15日
- 制定年
- 1985年(昭和60年)
- 由来
- 栃木県と宇都宮県の合併(1873年)
- 県庁移転
- 1884年に栃木町→宇都宮町へ
- 合併前の2県
- 栃木県(南部)・宇都宮県(北部)
明治初期、現在の栃木県域には2つの県が存在していました。南部の「栃木県」と北部の「宇都宮県」です。1873年(明治6年)6月15日、この2県が合併し、おおむね現在と同じ県域をもつ栃木県が誕生しました。栃木県民の日は、この合併の日に由来します。
廃藩置県が断行されたのは1871年(明治4年)7月のこと。当初、下野国には数多くの県が乱立していましたが、同年11月の府県統合で北部の「宇都宮県」と南部の「栃木県」に整理されました。このとき南部の栃木県には、上野国(現在の群馬県)東部の3郡も含まれており、県庁が置かれた栃木町(現在の栃木市)はちょうど県域の中央付近に位置していました。ところが2年後に宇都宮県と合併し、さらにその後、上野国の3郡が群馬県に移管されると、栃木町は県の南西に偏ってしまいます。「県庁の位置が西南に偏っている」という声が高まり、1884年(明治17年)、県庁は宇都宮町(現在の宇都宮市)へ移転しました。県名は「栃木県」のまま残ったのに県庁所在地は宇都宮市——この一見ちぐはぐな関係は、合併と移管の歴史が生んだものです。
栃木県民の日が正式に制定されたのは1985年(昭和60年)。県の誕生から112年後のことです。
制定の趣旨には「県民一人ひとりが、郷土を見直し、理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識をはぐくみ、より豊かな栃木県を築きあげることを期する日」と記されています。毎年この日には県内各地で記念イベントが開催され、県有施設や民間のテーマパーク、温泉施設などが無料開放や割引を実施します。日光東照宮のおひざ元である日光エリアをはじめ、那須高原や鬼怒川温泉といった観光地でも特別な企画が組まれるため、県民以外にも恩恵のある一日です。
なお「とちぎ」の地名の由来には諸説あり、栃の木が多く自生していたからとする説や、神明宮の千木(ちぎ)が十の千木——「十千木(とちぎ)」に転じたとする説などが伝わっています。県名のルーツにまで遡ると、150年余りの歴史がまた違った角度から見えてきます。
6月15日の他の記念日
6月15日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)