海外移住の日 (記念日 6月18日)
- 制定年
- 1966年(昭和41年)
- 制定機関
- 国際協力事業団(現:JICA)
- 由来となった出来事
- 1908年6月18日、笠戸丸がサントス港に到着
- 笠戸丸の移民数
- 158家族 781人
- 日系ブラジル人数
- 約150万人(世界最大の日系人コミュニティ)
- 海外在留日本人数
- 約113万人(2009年、北米43.7万人が最多)
1908年(明治41年)6月18日、笠戸丸がブラジルのサントス港に入港した。船には158家族781人の日本人移民が乗り込んでいた。コーヒー農園での労働を契約した彼らは、赤道を越え、南半球の異国の地に降り立った。これが日本の組織的な海外移住の始まりであり、その後100年以上にわたって続く日本人移民の歴史の第一歩となった。
「海外移住の日」は、この笠戸丸のサントス港到着から58年後の1966年(昭和41年)、国際協力事業団(現:JICA)によって6月18日に制定された。日本から海外各地へ移住した人々の歴史を振り返り、彼らの国際社会への貢献を称えるとともに、日本と移住先国との友好関係を促進することを目的としている。
日本から最も多くの移民を受け入れた国はブラジルです。現在、ブラジルには約150万人(2009年当時)の日系人が暮らしており、これは世界最大の日系人コミュニティを形成しています。サンパウロ州を中心に農業・商業・医療・学術などあらゆる分野で活躍し、ブラジル社会に深く根を張っています。日系ブラジル人の存在は、両国の文化的・経済的な絆を今日まで支えてきました。一方、海外在留日本人の総数は2009年時点で約113万人に達していました。地域別では北米が43.7万人(全体の38.6%)で最多を占め、次いでアジアが30.2万人、西欧が18.1万人と続きます。かつての出稼ぎ型移民から、留学・就労・国際結婚など多様な形態へと変化しながら、日本人の海外への移住は現代においても続いています。
笠戸丸で渡った第一世代の移民たちは、厳しい労働環境や言語の壁と闘いながら、異国に生活の基盤を築きました。海外移住の日は、その歩みを静かに顧みる機会として設けられています。
6月18日の他の記念日
6月18日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)