京都府開庁記念日 (記念日 6月19日)
- 開庁日
- 1868年6月19日(慶応4年旧4月29日)
- 記念日制定年
- 1985年(昭和60年)
- 日本初
- 日本初の地方自治体
- 当初の庁舎
- 神泉苑西・東町奉行所跡
- 現府庁旧本館竣工
- 1904年(明治37年)、重要文化財
- 記念式典
- 毎年6月19日に京都府庁で開催
慶応4年旧4月29日、すなわち1868年6月19日——王政復古の大号令からわずか4か月後に、京都府は産声を上げました。日本初の地方自治体として誕生したこの組織は、江戸時代に京都市中の行政を担ってきた東町奉行所の跡地、神泉苑西に庁舎を構えました。幕府の統治機構が一夜にして消え、新政府の行政単位が立ち上がる劇的な転換期を、この日付は静かに刻んでいます。開庁当初の京都府は、京都裁判所という名称から改称される形で成立しました。「裁判所」という現代とは異なる響きの名が示すように、明治初期の行政機構は試行錯誤の連続でした。府県制が整備される以前の段階で、政府は全国に府や藩・県を置く「府藩県三治制」を布き、京都府はその最初期の実例として機能しました。東京奠都が決まる以前、京都はなお天皇が暮らす都であり、府政の重みはひとしおのものがありました。
現在の京都府庁は、1904年(明治37年)に竣工した旧本館が今も現役で使用されており、国の重要文化財に指定されています。明治期の洋風建築が行政の場として稼働し続けているのは全国でも珍しく、旧本館の内部は毎年春の桜の時期などに一般公開が行われています。知事室や旧議場など往時の調度品が残る空間を、実際に歩いて見学できます。
記念日は1985年(昭和60年)、京都府庁が現在地に置かれてから100周年を機に制定されました。毎年6月19日には府庁で記念式典が開催され、長年にわたり府政の発展に貢献してきた個人や団体への表彰が行われています。開庁の日を単なる歴史の節目としてではなく、現在の行政と地域社会をつなぐ機会として位置づけているところに、この記念日の特徴があります。
6月19日の他の記念日
6月19日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)