世界難民の日 (記念日 6月20日)
- 故郷を追われた人数
- 1億2,320万人(2024年末)
- 世界の難民数
- 約4,270万人(2024年末)
- 国内避難民数
- 約7,350万人(2024年末)
- OAU難民条約発効
- 1974年(昭和49年)6月20日
- 難民条約採択
- 1951年(昭和26年)
- AU加盟国・地域数
- 55ヵ国・地域
2024年末時点で、紛争や迫害によって故郷を追われた人の数は世界全体で1億2,320万人に達しています。難民が4,270万人、国内避難民が7,350万人、庇護希望者が840万人。これはほぼ日本の総人口に匹敵する規模です。
6月20日は「世界難民の日」(World Refugee Day)。2000年(平成12年)12月、国連がそれまでの「アフリカ難民の日」を改称・制定した国際デーで、この日付の根拠は1974年(昭和49年)にあります。1969年に採択された「アフリカ統一機構(OAU)難民条約」が発効したのがこの日で、アフリカ大陸における難民保護の法的枠組みが実効化された節目にあたります。アフリカ統一機構(OAU)は2002年(平成14年)にアフリカ連合(AU)へと発展し、現在はアフリカ55ヵ国・地域が加盟しています。本部はエチオピアの首都アディスアベバにあり、政治・経済統合の推進と紛争の予防・解決を主な目的としています。
難民という言葉の定義は、1951年(昭和26年)の「難民の地位に関する条約」(難民条約)に由来します。「人種、宗教、国籍、政治的意見、または特定の社会集団に属することを理由に迫害を受ける恐れがあり、他国に逃れた人々」と定められており、現在ではこの定義に加え、武力紛争や人権侵害を逃れて国境を越えた人々も広く難民として認識されるようになっています。
国内避難民という存在にも目を向ける必要があります。紛争や災害によって住み慣れた場所を追われながら、国境を越えることなく自国内に留まって避難生活を続けている人々で、難民とは異なり国際的な保護の枠組みの外に置かれやすく、支援が届きにくいという現実があります。2024年末の国内避難民数7,350万人という数字は難民数を大きく上回っており、近年も増加傾向が続いています。
難民保護の中心的な役割を担うのが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)です。難民の認定支援から食料・住居・医療の提供、第三国定住の調整まで幅広い活動を展開しています。世界難民の日は、こうした活動への理解を広め、各国市民が難民問題を自分ごととして考える機会として位置づけられており、毎年この日を中心に世界各地でイベントやキャンペーンが行われています。
6月20日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)