ペパーミントの日 (記念日 6月20日)

ペパーミントの日
制定年
1987年(昭和62年)
制定者
北海道北見市まちづくり研究会
全盛期の世界シェア
約70%(1939年)
生産開始
1902年(明治35年)頃
関連施設
北見ハッカ記念館・ハッカ公園
関連記念日
ミントの日(3/10)・チョコミントの日(2/19)

北海道北見市は、かつて世界のハッカ生産量の約70%を占めていた。1939年(昭和14年)に迎えた全盛期、この小さな都市が地球上のハッカ需要のほぼ3分の2を支えていたという事実は、今でも驚くべき話です。そんな北見市のまちづくり研究会が1987年(昭和62年)に制定したのが「ペパーミントの日」で、毎年6月20日に当たります。

6月という時期を選んだのは、その季節の北海道の爽やかな空気がハッカそのものだから。そして20日は「はっか(20日)」と読む語呂合わせ。涼しさと数字遊びをかけ合わせた、北国らしいセンスが光る制定理由です。

北見のハッカ産業は1902年(明治35年)頃に生産が始まり、約40年かけて世界市場を席巻するまでに成長しました。しかしその後は海外産との競争などで衰退し、現在は往時の面影はほとんどありません。市内には「北見ハッカ記念館」があり、薄荷工場の旧事務所を改装して保存。歴史の重さを今に伝えています。またこの日に近い日曜日には「ペパーミント・フェスティバル」が開催され、まちとハッカの縁が続いています。

ペパーミント(Peppermint)はシソ科ハッカ属の多年草で、和名は「コショウハッカ」または「セイヨウハッカ」。原産地はヨーロッパ大陸で、独特のメントール臭が特徴です。一方、日本にはアジア東部原産の「ニホンハッカ(Japanese peppermint)」があり、こちらは日本全国に分布します。淡紫色や白色の小さな花を多数咲かせ、葉や茎を陰干しにしたものは生薬の「薄荷(はっか)」として古くから利用されてきました。

食や医療への活用は東西を問いません。西洋ではペパーミントティーとして親しまれ、東洋では胃腸薬などに配合されました。清涼感をもたらすメントール成分は、現代でもガムや歯磨き粉、医薬品に幅広く使われています。北見市はハッカ畑を設けた「ハッカ公園」も造成し、公園産のハッカを原料にした製品づくりにも取り組んでいます。

ハッカ・ミント系の記念日は他にもあります。3月10日は「ミ(3)ント(10)」の語呂合わせで「ミントの日」、2月19日は「チョコミントの日」です。6月20日のペパーミントの日と合わせて、一年を通じてミントの清涼感を祝う機会があります。

6月20日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 神吉日、天恩日
月齢 5.0

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)