世界一周の日 (記念日 6月21日)

世界一周の日
記念日の日付
6月21日
由来の出来事
朝日世界一周会の帰国日(1908年)
旅行の日数
96日間(横浜出港〜敦賀帰港)
当時の参加費用
2340円(現在の価値で約1千万円)
制定者
砂川博昭氏(世界冒険社代表)
協会認定年
2021年(令和3年)

1908年(明治41年)3月18日、54人の日本人が横浜港から旅立ちました。朝日新聞社が主催した「朝日世界一周会」です。鉄道でアメリカ大陸を横断し、汽船で大西洋を渡り、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ロシアを経由して6月21日に敦賀港へ帰国。96日間におよぶ日本初の世界一周ツアーです。費用は一人2340円、現在の価値で約1千万円。定員50人に対して80人の応募があり、最終的に54人が参加しました。6月21日の「世界一周の日」は、この一行が帰国した日に由来します。

記念日を制定したのは、千葉県佐倉市の世界冒険社代表・砂川博昭氏です。砂川氏は2015年(平成27年)、62歳のときに一人で世界一周の旅に出発。エベレスト、インド、スリランカ、アフリカ縦断オーバーランドツアー、キリマンジャロ、中東、ヨーロッパ、キューバ、南米、南極と28ヵ国を巡り、一時帰国を挟みながら219日間で達成しました。旅の途中で世界中の人にお世話になったことから、恩返しの意味を込めて記念日を制定。一人でも多くの人が世界一周の旅に出るきっかけになってほしいとの思いが込められています。

「朝日世界一周会」のルートはイギリスの旅行会社トーマスクックがプランを練り、随行員も手配しました。当初90日間の予定でしたが、欧州に入ってからイタリアを追加したため96日間に延びました。明治時代に一般から参加者を募った世界一周ツアーが実現していたことは、当時の旅行熱の高さを物語っています。

砂川氏はその後も旅への情熱を形にしています。2022年(令和4年)6月には旅の記録をまとめた著書「定年だ!世界一周ひとり旅」をKindleで発売。「世界一周の日」は商標登録もしており、記念日を通じた啓発活動を続けています。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。なお、3月6日は日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始した日に由来する「世界一周記念日」となっており、世界一周にまつわる記念日が複数存在します。

6月21日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 天恩日、母倉日、月徳日、寅の日
月齢 6.0

6月の二十四節気・雑節

  • 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
  • 夏至(げし) 6月21日(日)
  • 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)