国際寡婦の日 (記念日 6月23日)
- 制定年
- 2010年(平成22年)
- 制定機関
- 国連総会
- 英語名
- International Widows' Day
- 世界の寡婦数
- 約2億5800万人(国連推計)
- 極度の貧困状態
- 寡婦の約10人に1人
世界には約2億5800万人の寡婦がいるとされ、そのうち10人に1人が極度の貧困状態に置かれています。紛争地帯では状況がさらに深刻で、イラクでは約300万人、アフガニスタンの首都カブールだけでも7万人以上の寡婦が生活しているとの報告があります。国際寡婦の日は毎年6月23日。2010年(平成22年)12月の国連総会で制定されました。英語表記は「International Widows’ Day」で、「国際寡婦デー」とも呼ばれます。寡婦(かふ)とは、夫と死別または離婚し、再婚しないでいる女性を指す言葉で、寡(やもめ)・後家(ごけ)・未亡人(みぼうじん)などの呼び名もあります。
この国際デーが設けられた背景には、寡婦とその子どもへの虐待が最も深刻な人権侵害の一つであるという現実があります。多くの寡婦が、追放・暴力・ホームレス状態・不健康・法や慣習による差別に直面しています。広い範囲の国や宗教・民族において、寡婦は貧困状態に陥りやすく、無教育や教育不足がその状況をさらに悪化させます。教育と訓練の機会がなければ、自分自身やその家族を養うことが難しくなります。
国際デーの目的は、全ての年齢の、地域や文化を超えた寡婦の状況を社会が特別に認識することにあります。年金と社会保障の整備、適切な仕事と平等な報酬、教育・訓練の機会の提供など、寡婦が必要とする独自の支援を活性化させることが求められています。
支援の取り組みは国際的な広がりをみせています。国連ウィメンやUNICEFをはじめ、寡婦の経済的自立を目指すGlobal Fund for Widowsなど複数の国際機関・非営利団体が連携して活動しています。2022年には国連総会で寡婦に関する初の独立した決議(AR 76/252)が採択されており、課題への国際的な認識は着実に高まっています。6月23日はその問題に改めて目を向ける機会として、世界各地で啓発活動が行われます。
6月23日の他の記念日
6月23日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)