住宅デー (記念日 6月25日)
- 制定年
- 1978年(昭和53年)
- 制定者
- 全国建設労働組合総連合(全建総連)
- 日付の由来
- 建築家アントニオ・ガウディの誕生日
- 全建総連結成年
- 1960年(昭和35年)11月
- 主な活動
- 住宅相談会・修繕ボランティア・木工教室
スペインの天才建築家アントニオ・ガウディの誕生日である6月25日が、日本の住宅職人を称える記念日になっています。「住宅デー」は、全国建設労働組合総連合(全建総連)が1978年(昭和53年)に制定しました。全建総連は1960年(昭和35年)11月に土建総連・全建労・東建産の三団体が統一して結成された組織で、大工や左官をはじめとする建設従事者・職人を中心に構成されています。
制定の背景には、高度経済成長期の住宅建設ブームがありました。この時期、全国で大量の住宅が急ピッチで建てられる一方、工事の質や納期をめぐる職人と施主のトラブルも増加していました。そこで、町の大工や左官職人の確かな腕前と信用をPRし、職人という仕事を広く社会に知ってもらうことを目的として、この記念日が設けられました。なぜガウディかといえば、サグラダ・ファミリアをはじめとする独創的な建築物を生み出した彼の存在が、住宅建築に携わる職人の技と創造性を象徴するものとして選ばれたのです。
住宅デーを中心とした期間には、全国各地でさまざまな取り組みが行われます。職人による無料住宅相談会や、独居老人宅・保育園・小中学校での修繕ボランティア活動、子どもたちを対象にした木工教室などが代表的なものです。プロの技術を地域に還元する場として定着しています。全建総連はこのほか、イベントの企画・シンポジウムの開催、機関紙「全建総連」の発行、ボランティア活動など幅広い活動を展開しており、英語表記は「National Federation of Construction Workers’ Unions」です。
住宅デーが制定された1978年から約半世紀が経ちます。日本の住宅建設を支えてきた職人の技術は、プレハブ工法の普及やデジタル化が進む現代においても変わらず必要とされています。この記念日は、そうした職人の存在を改めて社会に届ける機会として、毎年6月25日に各地で活動が継続されています。
参考リンク
6月25日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)