雷記念日 (記念日 6月26日)
- 落雷年
- 930年(延長8年)6月26日(旧暦)
- 落雷場所
- 平安京・清涼殿
- 落雷で亡くなった人物
- 大納言・藤原清貫(ふじわら の きよつら)
- 菅原道真の左遷年
- 901年(昌泰4年)
- 左遷先
- 大宰府(現・福岡県太宰府市)
- 菅原道真の没年
- 903年(延喜3年)2月25日
930年(延長8年)6月26日(旧暦)、平安京の清涼殿に突然落雷がありました。その場に居合わせた大納言・藤原清貫はその場で命を落とし、宮廷は騒然となりました。これが「雷記念日」の由来となった出来事です。
当時の平安京は長い日照りに苦しんでいました。雨を願う公卿たちが清涼殿に集い、雨乞いの儀式を行っていた、まさにその最中の落雷でした。人々はすぐに「これは道真公の祟りだ」と口にしました。菅原道真は、かつて右大臣にまで上り詰めた学者政治家でしたが、藤原時平らの讒言(ざんげん)によって901年に大宰府へ左遷され、延喜3年(903年)に失意のまま現地で生涯を終えています。左遷からわずか2年、地位も名誉も奪われたままの死でした。その怨念が、20数年の時を経て都に雷をもたらしたのだと人々は信じたのです。
この落雷の後、朝廷は道真の官位を復し、名誉を回復します。「祟りを鎮めるために神として祀る」という日本古来の発想が、ここで動き出しました。道真は雷神「天神」と結びつけられ、やがて学問・詩歌の才に秀でた人物として「学問の神」へと昇華されていきます。
恐れから始まった信仰が、いつしか崇敬へと変わっていきました。
現在、菅原道真を祀る天満宮は全国に約1万2000社あるとされています。毎月25日が「天神の縁日」とされるのは、道真の誕生日(承和12年6月25日)と命日(延喜3年2月25日)に由来します。2月25日は「道真忌」とも呼ばれ、各地の天満宮でその命日を悼む行事が行われています。1000年以上前の一つの落雷が、日本人の信仰と学問への敬意を形づくってきたといえるのです。
6月26日の他の記念日
6月26日のカレンダー情報
六曜 仏滅
吉日 大明日
月齢 11.0
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)