オリエンテーリングの日 (記念日 6月26日)
- 日本初開催
- 1966年6月26日(東京・高尾山)
- 競技の発祥
- スカンジナビア(19世紀スウェーデン軍の訓練が起源)
- 競技名の語源
- ドイツ語「Orienterungs Lauf(方向を定めて走る)」の略
- 国際連盟加盟
- 1969年(日本)
- 日本オリエンテーリング協会設立
- 1990年
1966年6月26日、東京・高尾山で不思議な競技が初めて行われました。地図とコンパスだけを手に、参加者たちは山の中に散らばったポイントを探して走り回ります。それが「徒歩ラリー」という名で開催された、日本初のオリエンテーリング大会です。
オリエンテーリングの起源は19世紀のスカンジナビアに遡ります。スウェーデン軍が地図読みと野外行動の訓練として始めたとされており、競技として記録に残る最初の大会は1897年にノルウェーで開催されました。その後1918年、スウェーデンのストックホルムでエルンスト・キランダーが大規模な市民向け大会を主催し、スポーツとして本格的に広まりました。北欧の森と地形が生んだ、知力と体力が融合した野外競技です。
競技名の語源はドイツ語の「Orienterungs Lauf(方向を定めて走る)」を略したもの。地図上に示されたコントロールポイントを順番に通過し、最速でゴールした選手が勝者となります。ただし、どのルートで向かうかは選手自身が判断します。体力だけでなく、地形を読む力と素早い判断力が勝負を左右します。
日本では1966年の高尾山大会を皮切りに競技が広まり、1969年に国際オリエンテーリング連盟へ加盟。その後、全日本大会の開催(1975年)、日本オリエンテーリング協会の設立(1990年)を経て、組織的な普及が進みました。現在は公益財団法人として日本オリンピック委員会の承認団体にも名を連ねています。
競技の種類も多様で、山林を駆けるフットオリエンテーリングのほか、自転車を使うマウンテンバイクオリエンテーリング、スキーで行うスキーオリエンテーリングなどがあります。近年は都市部でも楽しめるストリートオリエンテーリングが広がり、公園や街中のランドマークをポイントとして設定する形式も人気を集めています。
スマートフォンのナビに頼り切る現代において、紙の地図とコンパスだけで山野を駆け抜けるオリエンテーリングは、純粋な方向感覚と読図力が試される稀有なスポーツです。
6月26日の他の記念日
6月26日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)