うちエコ!ごはんの日 (記念日 6月30日)
- 日付
- 6月30日
- 制定者
- うちエコ!ごはん事務局
- 所在地
- 東京都豊島区要町
- 由来
- 氷室開き+環境月間最終日
- 氷室饅頭の日
- 7月1日(石川県金沢市周辺)
江戸時代、加賀藩は毎年6月30日に氷室を開き、貯蔵しておいた雪氷を将軍家へ献上していました。冷蔵技術のない時代、冬の雪を夏まで溶かさず届けるのは大変な仕事です。この「氷室開き」の日付にちなみ、「氷が溶けないように地球温暖化をストップさせよう」という願いを込めて設けられたのが「うちエコ!ごはんの日」です。東京都豊島区要町の「うちエコ!ごはん事務局」が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
6月は環境省が定める「環境月間」にあたります。その最終日である6月30日を記念日とすることで、環境意識が高まる時期の締めくくりに、家庭の食卓から温暖化対策を考えてもらおうという狙いがあります。家庭から排出されるCO2のうち、食に関わる部分は意外に大きく、食材の調達・調理・後片付けのそれぞれの段階でエネルギーを消費しています。
具体的な活動としては、エコにつながるレシピを参加者同士で発表しあったり、調理や後片付けの際に実践できるエコな工夫を共有したりしています。料理教室や食育活動、参加型イベントなども開催されており、「食べる」という日常の行為と環境問題を直接つなげる取り組みです。
ところで、記念日の由来となった氷室とは、天然の雪や氷を夏まで保存するための専用施設のことです。製氷技術がなかった時代の日本では、山間部の日陰に穴を掘り、茅や藁で断熱して雪を詰め込みました。石川県金沢市周辺では今も1月の最終日曜日に「氷室の仕込み」と呼ばれる雪詰めの伝統行事が行われ、6月30日に雪を取り出す氷室開きへとつながります。そして翌7月1日には、氷を模したとされる氷室饅頭を食べて一年の無病息災を願う習慣が残っています。白・赤・緑の三色で作られる氷室饅頭は、金沢の夏の風物詩として地元の和菓子店に並びます。
加賀藩が将軍家に氷を届けた街道は「氷室街道」とも呼ばれ、金沢から江戸までおよそ500kmの道のりを数日かけて運んだと伝わります。道中で溶けてしまう分を見越して大量の雪氷を用意したそうです。現代の私たちは冷蔵庫のスイッチひとつで氷を作れますが、その電力も含めて食にまつわるエネルギー消費を見直してみる。「うちエコ!ごはんの日」は、そんなきっかけを与えてくれる記念日です。
参考リンク
6月30日の他の記念日
6月30日のカレンダー情報
6月の二十四節気・雑節
- 芒種(ぼうしゅ) 6月6日(土)
- 夏至(げし) 6月21日(日)
- 入梅(にゅうばい) 6月11日(木)