山形新幹線開業記念日 (記念日 7月1日)

山形新幹線開業記念日
開業日
1992年(平成4年)7月1日
区間・全長
東京〜山形、359.9km
所要時間
東京〜山形を2時間27分
方式
日本初のミニ新幹線(新在直通)
法律上の扱い
福島〜新庄間は在来線(奥羽本線)
初代車両
400系(シルバーメタリック塗装)

東京駅から山形駅まで、線路の上を新幹線が走る。しかし法律上は在来線——そんな矛盾を抱えた路線が、1992年(平成4年)7月1日に開業しました。山形新幹線「つばさ」です。

山形新幹線は、在来線の奥羽本線の線路幅を在来線規格の1,067mmから新幹線規格の1,435mmに広げ、東北新幹線と直通運転できるようにした「ミニ新幹線」方式を採用しています。これは日本初の試みでした。ミニ新幹線構想は、国鉄運転局長だった山之内秀一郎氏がフランスのTGVから着想を得て提唱したもので、整備新幹線とは異なり全国新幹線鉄道整備法に基づかない独自の方式です。

開業の背景には、1992年に山形県で開催された第47回国民体育大会(べにばな国体)があります。開催が内定した1981年以降、山形県は交通インフラ整備を急ピッチで進め、新幹線直通という画期的な解決策にたどり着きました。全長359.9km、東京〜山形間をわずか2時間27分で結ぶダイヤは、当時の在来線特急より大幅に所要時間を短縮するものでした。

開業と同時にデビューした初代車両400系は、それまでの新幹線のイメージを一新するシルバーメタリックの車体に、窓まわりをダークグレーと緑の帯で彩ったデザインでした。白を基調とした従来の新幹線車両とはまったく異なる外観は、当時の鉄道ファンに強い印象を残しました。

「新幹線」と案内されているものの、福島〜新庄間は正式には在来線の奥羽本線です。このため「つばさ」は在来線列車として扱われ、特急料金の体系も新幹線と在来線が組み合わさった独自のものになっています。新幹線の速達性と在来線の柔軟性を両立させたこの方式は、のちに秋田新幹線(こまち)にも踏襲されました。

7月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 月徳日
月齢 16.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)