名神高速道路全通記念日 (記念日 7月1日)
- 全通日
- 1965年(昭和40年)7月1日
- 区間
- 小牧IC(愛知県)〜西宮IC(兵庫県)
- 全長
- 189.7キロメートル
- 総建設費
- 1,164億円(世界銀行借款含む)
- 先行開通
- 1963年7月、栗東IC〜尼崎IC間
- 所要時間短縮
- 名古屋〜大阪 5〜6時間→約2時間
1965年(昭和40年)7月1日、愛知県小牧市から兵庫県西宮市まで、全長189.7キロメートルの名神高速道路が全線開通しました。日本初の本格的な高速道路の誕生です。建設費は総額1,164億円にのぼり、財源の一部には世界銀行からの借款8,000万ドル(約288億円)が充てられました。国際的な資金調達を必要とするほど、当時の日本にとって前例のない大規模インフラ事業でした。1963年7月に栗東IC〜尼崎IC間が先行開通し、その後区間ごとに延伸を重ねて、この日の小牧IC〜一宮IC間の開通をもって全通となりました。それまで名古屋〜大阪間を自動車で移動するには5〜6時間かかっていましたが、全通により約2時間に短縮されました。名古屋と京阪神の日帰り往来が現実のものとなり、東海・近畿の物流と産業の両面で東西を結ぶ大動脈としての役割を担うことになりました。
開通当初の光景は、現代の感覚からすると想像しがたいものでした。高速道路そのものが物珍しい観光名所として人々の関心を集め、路肩に車を停めて弁当を広げる家族連れや、記念撮影を楽しむ人々の姿が各所で見られました。道路管理者が注意を促さなければならないほど、「高速道路を走る」ことが非日常の体験だったのです。
車両側の問題も深刻でした。全通当時、国内の自動車保有台数は約340万台で、モータリゼーションはまだ始まったばかりの段階でした。当時の国産車は高速での連続走行を想定した設計になっておらず、エンジンのオーバーヒートや機械的な故障が相次ぎました。開通から13年後の1978年には、事故が多発した区間でルート変更が行われ、旧道は廃道となっています。高速道路という「新しいインフラ」に、道路も車も人も、試行錯誤しながら適応していった時代の記録です。
7月1日の他の記念日
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7月1日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
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- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)