函館港開港記念日 (記念日 7月1日)

函館港開港記念日
開港日
1859年7月1日(安政6年6月2日)
同時開港
横浜・長崎
根拠条約
安政五カ国条約(日米修好通商条約ほか)
主な輸出品
コンブなどの海産物(主に清へ)
港まつり移行
1941年以降、7月から8月へ移行
開港150周年
2009年(平成21年)

1859年7月1日(安政6年6月2日)、函館港は横浜・長崎とともに日本初の貿易港として開港しました。前年に締結された「安政五カ国条約」(日米・日英・日仏・日蘭・日露の修好通商条約)に基づくもので、函館にはこの年、運上所(現在の税関にあたる機関)が設置されています。北方の要衝として早くから幕府の直轄領に置かれ、1854年の日米和親条約では薪水や食料の補給港として指定されていた函館は、開港の受け皿としての土台をすでに整えていました。

ただし開港当初の貿易規模は、横浜・長崎と比べると控えめなものでした。函館の輸出品として頭角を現したのはコンブをはじめとする海産物で、主な輸出先は清(中国)でした。江戸時代から「昆布ロード」と呼ばれる海産物の流通網が北海道から大坂を経由して長崎へと延びており、開港後はその流れが対外貿易へと接続されていきました。一方、ロシアとの交易も函館の重要な役割のひとつで、明治以降は「露領漁業の策源地」として漁業権獲得の拠点にもなっていきます。

港の本格整備が始まったのは1896年(明治29年)のことです。港内の浚渫や防波堤・灯台の建設、埋立てによる埠頭整備が進み、函館港は北洋漁業と対ロシア貿易を支える港として近代的な姿を整えていきました。開港から100年余りを経た1962年には重要港湾に指定され、現在も北海道南部の物流拠点として機能しています。

開港を記念した港まつりは長くこの日に開催されてきましたが、7月上旬の天候不順が重なり、1941年(昭和16年)以降は8月に移行されました。それ以降も7月1日だけは記念式典が続けられていましたが、1989年(平成元年)に式典が取り止めとなり、以後は8月1日の港まつり開会式の場で開港を祝うかたちに変わっています。2009年(平成21年)には開港150周年の節目を迎え、函館では各種の記念行事が行われました。なお、5月20日は「東京港開港記念日」として設けられており、同じ安政の開港でも都市ごとに記念日が異なります。

7月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 月徳日
月齢 16.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)