鉄スクラップの日 (記念日 7月1日)

鉄スクラップの日
制定者
一般社団法人日本鉄リサイクル工業会(JISRI)
設立年
1975年(昭和50年)
鉄スクラップからの粗鋼生産量
年間2千万トン以上
日本の鉄スクラップ輸出量(2022年)
約630万トン(世界第2位)
主な輸出先
韓国・台湾・中国など東アジア
工業会正会員数
687社(2026年1月現在)

日本では年間およそ1億1千万トンの粗鋼が生産されていますが、そのうち2千万トン以上が使用済みの鉄製品を溶かして再利用した「鉄スクラップ」から作られています。廃車、解体された建物の鉄骨、家電製品——私たちが日常的に使い終えた製品が、新しい鉄に生まれ変わる産業です。

鉄スクラップのリサイクルを担う主な製造拠点が電気炉(電炉)です。鉄鉱石を原料とする高炉製鉄に比べ、電炉は鉄スクラップを電力で溶かすだけで鋼材を作ることができるため、製造工程でのCO2排出量が大幅に少なくて済みます。国内で消費される鉄スクラップの6割以上が電炉で使われており、脱炭素の観点からその重要性はますます高まっています。

国内の鉄スクラップ発生量は年々増加し、近年は国内の需要を上回るようになっています。余剰分は韓国・台湾・中国など東アジアを中心に輸出されており、日本は世界第2位の鉄スクラップ輸出国です。2022年の輸出量は約630万トンにのぼります。かつては輸入に頼っていた鉄資源が、今や日本から世界へと供給される資源に変わりつつあります。

3月7日は「鉄スクラップの日」です。1975年(昭和50年)のこの日に設立された一般社団法人日本鉄リサイクル工業会(JISRI)が制定しました。同工業会は全国に正会員687社・賛助会員91社を抱え、経済産業省・環境省など関係省庁との折衝や技術向上のための研究・情報提供を通じて、国内の鉄リサイクル産業の健全な発展を支えています。この記念日は、生産から廃棄まで繰り返し使える鉄の循環利用の現状と価値を社会に広く伝えることを目的としています。鉄が繰り返しよみがえる産業の意義を改めて考える日です。

7月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 月徳日
月齢 16.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)