壱岐焼酎の日 (記念日 7月1日)

壱岐焼酎の日
制定者
壱岐酒造協同組合
制定年
2005年(平成17年)
地理的表示指定日
1995年(平成7年)3月7日
原料の比率
米麹と大麦を1対2の割合
島内の蔵元数
7蔵
同時指定の酒類
琉球泡盛(沖縄県)、球磨焼酎(熊本県)

日本で初めて「地理的表示」の指定を受けた焼酎のひとつが、長崎県壱岐市の「壱岐焼酎」です。1995年(平成7年)3月7日、国税庁が壱岐焼酎を地理的表示に指定したこの日を記念し、壱岐酒造協同組合が10周年の節目にあたる2005年(平成17年)に「壱岐焼酎の日」を制定しました。

壱岐焼酎の最大の特徴は、米麹と大麦を1対2の割合で仕込む独自の製法にあります。大麦焼酎でありながら米麹を使うことで、麦の豊かな香りに加えて天然の甘みが生まれます。さらに、壱岐島の地下水を使用することが地理的表示の要件となっており、島の自然環境そのものが味わいの一部となっています。

この製法が生まれた背景には、島の歴史が深く関わっています。壱岐島はかつて肥前国平戸藩の領地であり、島内で収穫された米は年貢として納める義務がありました。一方、大麦は年貢の対象外だったため、食用に留まらず焼酎の原料としても活用されるようになりました。米麹と大麦を組み合わせるスタイルは、こうした島の暮らしの知恵から生まれたもので、各家庭で自家醸造されていた焼酎が現在の壱岐焼酎の原型となっています。

地理的表示とは、ワインのシャンパーニュやスコッチウイスキーのように、特定の産地名が品質の証明となる国際的な制度です。壱岐焼酎は1995年、沖縄県の琉球泡盛、熊本県球磨郡・人吉市の球磨焼酎とともに、日本の焼酎・泡盛として初めてこの指定を受けました。産地・製法・原料の三つが厳格に定められており、壱岐島内の蔵元でなければ「壱岐焼酎」の名を冠することはできません。現在、島内には7つの蔵元が存在し、それぞれが島固有の製法を継承しながら醸造を続けています。麦の素朴な風味と米麹由来のまろやかな甘みを持つ壱岐焼酎は、ロックや水割りはもちろん、お湯割りでも香りが引き立ちます。

7月1日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 月徳日
月齢 16.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)