たわしの日 (記念日 7月2日)
- 特許取得年
- 1915年(大正4年)
- 発明のきっかけ
- シュロ製玄関マットを切って床磨きに使用
- 名前の由来
- 子どもが亀と見間違えたことから
- 素材
- パームやし
- 受賞歴
- 2013年グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
- 制定者
- 株式会社亀の子束子西尾商店
子どもが「亀だ」と言ったことで、その名前が決まりました。1907年(明治40年)、西尾正左ヱ門の妻が、売れ残っていたシュロ製の玄関マットを切り取り、丸めて床磨きに使ったのが「亀の子束子」誕生のきっかけです。その後、改良が重ねられ、1915年(大正4年)のこの日、西尾正左ヱ門が「亀の子束子」の特許権を取得しました。たわしの日は、その特許取得日を由来として、株式会社亀の子束子西尾商店が制定し、日本記念日協会に認定・登録された記念日です。
「亀の子」という名前の由来は二重になっています。子どもがたわしを亀と見間違えたというほほえましいエピソードに加え、亀は長寿の象徴として縁起がよく、水にも縁があることから親しみやすいとも判断されました。この二つの理由が重なり、「亀の子束子」という名称が定着しました。素材には厳選されたパームやしを惜しみなく使用し、職人が手作業で仕上げる製造方法は創業当時からほぼ変わっていません。
驚くべきは、明治・大正・昭和・平成・令和と、100年以上にわたって同じ名前・同じ形・同じ品質を維持し続けてきた点です。多くの日用品がモデルチェンジや廃盤を繰り返すなかで、亀の子束子は一切ブレていません。この一貫性が評価され、2013年(平成25年)には亀の子束子1号がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。長く使われ続けるデザインとして公式に認められました。2018年(平成30年)には誕生から111年を迎えました。丈夫で長持ちし、手になじむ機能的な形と洗い心地のよさから、現在も多くの家庭のシンク脇に置かれています。たわしの日を中心に、同社ではたわし作り体験やイベント限定グッズの販売なども行っており、この小さな道具が今もなお生活文化の一部として根付いていることを実感させてくれます。
7月2日の他の記念日
7月2日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)