布ナプキンの日 (記念日 7月2日)

布ナプキンの日
制定者
千趣会
日付の由来
「な(7)ぷ(2)きん」の語呂合わせ
主な素材
綿(ガーゼ・ネル・パイル等)、麻
使用可能期間
適切なケアで3年以上
再注目の時期
1990年代ごろ

布ナプキンの歴史は、実は現代よりもずっと長く続いています。弥生時代から絹や木綿の布を生理用品として使ってきた日本では、明治時代にはT字帯や安全帯と呼ばれる布製品が一般的でした。使い捨ての紙製ナプキンが普及した後も、肌トラブルや環境への関心から1990年代ごろに布ナプキンが再び注目されるようになりました。その流れを受け、通販大手の千趣会が布製の生理用ナプキンの販売を開始したのが7月2日。「な(7)ぷ(2)きん」の語呂合わせにちなみ、この日を「布ナプキンの日」として制定しました。

布ナプキンの最大の特徴は、素材にあります。使い捨てナプキンの多くはポリエチレンフィルムなどを使用しているため、通気性が低くムレやすい構造です。一方、布ナプキンは綿や麻など天然素材で作られており、ガーゼ・ネル・パイルなどさまざまな生地タイプがあります。素材の違いが通気性に直結し、ムレが原因となるにおいの軽減につながります。生理中の独特のにおいが気になる方にとって、これは実感しやすいメリットのひとつです。

肌への刺激が少ない点も、布ナプキンを選ぶ理由として挙げられます。使い捨てナプキンの防水素材や接着剤でかゆみ・かぶれが出やすい方が、布ナプキンに切り替えることでトラブルが改善されたというケースがあります。また、布を重ねた構造による保温効果があり、冷えを感じやすい生理中に下腹部を温める効果も期待されます。経済面では、適切にケアすれば3年以上使用できるため、長期的なコスト削減につながります。毎月の使い捨てナプキンの購入が不要になる点はもちろん、廃棄物の削減という面でも環境負荷を下げることができます。プラスチックごみの削減が世界的に意識されるようになったことで、布ナプキンへの関心は環境配慮の観点からも高まっています。

デメリットとしては、使用後に洗濯する手間がかかることが挙げられます。外出先で使用した場合は、使用済みのナプキンを持ち帰る必要があり、専用のポーチや防水袋が欠かせません。また、吸水力は製品によって差があり、経血量が多い日には複数枚の使用や紙ナプキンとの併用が現実的な対応になります。初めて使う方には、軽い日や夜間の就寝時から試し、徐々に慣れていくことが推奨されています。

洗い方は、使用後すぐに水または40度以下のぬるま湯で予洗いし、血液を落とした後に洗濯するのが基本です。熱湯を使うとたんぱく質が固まり汚れが落ちにくくなるため避けます。洗濯洗剤は中性または弱アルカリ性のものを選び、漂白剤の使用は素材を傷めるため原則不可です。乾燥は直射日光の当たる場所で干すと、紫外線による殺菌効果も期待できます。

7月2日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 神吉日、大明日
月齢 17.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)