うどんの日 (記念日 7月2日)

うどんの日
制定年
1980年(昭和55年)
制定者
香川県製麺事業協同組合
日付の由来
半夏生(毎年7月2日頃)
香川県の消費量
全国第1位・年間約290玉/人
観光キャンペーン
「うどん県」(2011年〜)

香川県民は一人当たり年間に約290玉ものうどんを食べると言われています。これは全国平均のおよそ3倍にあたる数字で、都道府県別の消費量ランキングでも香川県は常に第1位を維持しています。その香川県でうどんと深く結びついた「うどんの日」が制定されたのは1980年(昭和55年)のこと。香川県製麺事業協同組合が、うどんの消費拡大を目的に制定しました。

日付のベースになっているのは「半夏生(はんげしょう)」という雑節です。毎年7月2日頃にあたるこの日は、夏至から数えて11日目とされ、農作業の節目として古くから意識されてきました。香川県の農村では、農繁期がひと段落するこの時期にうどんを打って食べ、農作業の労をねぎらう習慣が根付いていました。その慣習がそのまま記念日の由来になっています。

香川県でうどん文化が発達した背景には、地理と気候の条件があります。瀬戸内海式気候のもと日照時間が長く、雨が少ないため小麦の栽培に向いていました。また、稲を育てた水田から水を抜いて小麦を作る「二毛作」が伝統的な耕作スタイルとして定着していたことも、小麦の安定供給につながっていました。地元でとれた小麦を使ってうどんを打つ、という循環が香川の食文化を形作ってきたのです。

讃岐うどんの最大の特徴は、弾力のある強いコシと、なめらかな食感の組み合わせです。トッピングや食べ方のバリエーションも豊富で、冷たい麺に出汁をかける「ぶっかけ」、温かいスープに入れる「かけうどん」、天ぷらをのせた「天ぷらうどん」など、店ごとにスタイルが異なります。セルフ式の安価なうどん店が多いのも香川の特徴で、地元では昼食や朝食としてうどんを食べる習慣が今も続いています。2011年(平成23年)には香川県庁と香川県観光協会が連携し、県名をもじった観光キャンペーン「うどん県」を始動させました。観光資源としてうどんを全面に押し出したこのキャンペーンは大きな話題を呼び、「うどん県」という呼称は全国的に広まりました。なお、「日本三大うどん」については明確な定義がなく、讃岐うどん(香川県)・稲庭うどん(秋田県)・五島うどん(長崎県)のほか、水沢うどん(群馬県)・氷見うどん(富山県)・きしめん(愛知県)が候補として挙げられることが多く、地域によって三大うどんの顔ぶれが変わるという状況が続いています。

7月2日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 神吉日、大明日
月齢 17.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)