谷川岳の日 (記念日 7月2日)
- 標高
- 1,977m(オキの耳)
- 初登頂日
- 1920年(大正9年)7月2日
- 初登頂者
- 藤島敏男・森喬(案内人:剣持政吉)
- 所在地
- 群馬県・新潟県の県境(三国山脈)
- 制定者
- 群馬県利根郡みなかみ町
- 協会認定年
- 2011年(平成23年)
「死の山」とも呼ばれる谷川岳に、日本人が初めて頂を踏んだのは1920年(大正9年)7月2日のことだった。日本山岳会の藤島敏男・森喬の2名が、土樽の案内人・剣持政吉を伴い、前日に新潟県南魚沼郡の土樽村から入山。仙ノ倉山を経て三ノ沢に下り、翌7月2日、矢場尾根から茂倉岳を越えて谷川岳の頂に至り、天神峰から谷川温泉へと下った。この日本登山史に刻まれた初登頂の日を記念して、7月2日は「谷川岳の日」となった。
記念日を制定したのは、谷川岳の麓に広がる群馬県利根郡みなかみ町。2011年(平成23年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。みなかみ町のシンボルである谷川岳を広くアピールすることが制定の目的だ。
谷川岳は群馬県と新潟県の県境に連なる三国山脈の山で、標高は1,977m。日本百名山の一つに数えられ、万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などとともに「谷川連峰」を形成している。頂部は二峰に分かれており、それぞれ「トマの耳」(標高1,963m)と「オキの耳」(標高1,977m)と呼ばれる。この「耳」という名称こそがこの山の本来の姿を示しており、元来この山はトマ・オキの「二つ耳」という名で呼ばれていた。「谷川岳」という名は本来、隣の俣尾(マナイタグラ)に与えられていたものだったが、国土地理院の5万分の1地図の誤記によって、トマ・オキの二つ耳が谷川岳と呼ばれるようになってしまったのだという。
山の個性はその岩場が語る。一ノ倉沢を筆頭とする谷川岳の岩場群は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに「日本三大岩場」の一つに数えられ、国内外のロッククライマーたちが憧れる聖地となっている。一方で山麓には谷川岳天神平スキー場があり、関東有数のスキーの名所としても知られる。厳しさと親しみやすさを併せ持つこの山の懐の深さが、時代を超えて人々を引き寄せてきた理由だろう。
7月2日の他の記念日
7月2日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)