塩と暮らしの日 (記念日 7月3日)

塩と暮らしの日
制定者
公益財団法人・塩事業センター
認定年
2017年(平成29年)
日付の由来
「な(7)み(3)」(波)の語呂合わせ
関連運動略称
くらしお(塩と暮らしを結ぶ運動)
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会

塩は人間の体内で「ナトリウムイオン」と「塩化物イオン」に分かれ、神経伝達・胃酸の生成・小腸での栄養吸収・細胞外液の浸透圧維持など、生命維持に直結した働きを担っています。私たちが日々何気なく使っているこの物質が、実は精巧な生理機能を支えていることを改めて考えるきっかけとなる日が、7月3日の「塩と暮らしの日」です。

公益財団法人・塩事業センターが制定した記念日で、日付は「塩」の原材料である海水が作り出す「な(7)み(3)」(波)という語呂合わせに由来します。2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。人と塩の関わりを食や文化も含めて楽しく豊かに見直す「塩と暮らしを結ぶ運動」(略称:くらしお)を広く知ってもらうことが制定の目的です。

塩事業センターは東京都品川区大井に本部を置き、塩に関する調査研究のほか、財務大臣の指定を受けて生活用の塩の供給・備蓄を担う公益財団法人です。同センターが主導するこの記念日には、より多くの人に塩と暮らしの関係を深く考えてもらいたいという思いが込められています。

日本は四方を海に囲みながら、塩づくりには恵まれない環境にあります。岩塩や湖塩の産地がなく、気候は高湿多雨で広大な平地もないため、諸外国のような大規模な天日製塩が難しい地形・気候条件です。そのため古くから、塩田で海水の水分を蒸発させる方法や、海水を直接煮詰める方法によって塩をつくり続けてきました。こうした製塩の苦労は、塩の価値を社会的にも高めることになりました。製塩できない内陸地域では塩は特に入手困難な希少品であり、合戦の際に敵将へ塩を送ったという故事が今も語り継がれるほど、物資としての戦略的価値を持っていました。「敵に塩を送る」という慣用句が生まれた背景には、塩がいかに人の生死に関わる必需品であったかが示されています。現代では多様な種類の塩が安定的に流通していますが、その背景には長い歴史の中で積み重ねられた製塩技術と、供給を支え続けてきた仕組みがあります。

7月3日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 母倉日、寅の日
月齢 18.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)