ビキニスタイルの日 (記念日 7月5日)

ビキニスタイルの日
発表日
1946年7月5日
デザイナー
ルイ・レアール(1897〜1984年)
名前の由来
ビキニ環礁の原爆実験
日本への輸入
1950年(普及は1970年代)
米国での着用解禁
1960年代初頭

原爆実験の衝撃になぞらえた水着――1946年7月5日、フランスのデザイナー、ルイ・レアールが世界で初めてビキニ・スタイルの水着を発表しました。ブラジャーに似たトップスと短いボトムを組み合わせたセパレート型の水着で、「最も小さい水着」として登場したこの大胆なデザインは、発表からわずか4日前の7月1日にアメリカがマーシャル諸島のビキニ環礁で実施した原爆実験にちなんで「ビキニ」と名付けられました。ビキニ以前にも大胆な水着は存在しており、フランス語で「原子」を意味する言葉から「アトム(atome)」と呼ばれていましたが、レアールはそれをさらに上回る露出度の水着を作り上げ、原爆の衝撃に匹敵するインパクトがあるとして核実験の地名を冠したのです。

発表直後、ビキニは激しい抵抗に遭いました。肌の露出があまりに大胆だったため当初はほとんど着用されず、アメリカでは1960年代初頭まで一般的なビーチでの着用が禁止されていたほどです。ヨーロッパでもイタリアやスペインなどカトリックの影響が強い国々で長く敬遠されました。現代の感覚で見れば控えめなデザインですが、1940年代当時としては衝撃的だったことは間違いありません。

日本にビキニが輸入されたのは1950年のことです。しかし、実際に一般の女性が気軽に着用するようになったのは1970年代に入ってからで、普及までに約20年の歳月を要しました。戦後の保守的な社会風潮の中では、セパレート型の水着はやはりハードルが高かったのです。レアール自身は1984年に亡くなりましたが、彼が生み出したビキニは水着の歴史を根本から変え、今では世界中のビーチで最も一般的な水着の形として定着しています。

なお、3月1日の「ビキニ・デー」は水着とは無関係で、1954年にビキニ環礁で行われた水爆実験に由来します。同じ「ビキニ」の名を持ちながら、一方はファッション、一方は核の悲劇。この対照もまた、ビキニ環礁が20世紀に刻んだ複雑な歴史の一断面です。

7月5日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 天恩日、不成就日
月齢 20.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)