農林水産省発足記念日 (記念日 7月5日)

農林水産省発足記念日
改称日
1978年(昭和53年)7月5日
旧名称
農林省
改称の背景
200海里排他的経済水域の拡大
前身
農商務省(1881年設置)
職員数
約1万8,000人
予算規模
約2兆7,000億円

日本の中央省庁のなかで「農林水産省」は最も長い名前を持つ省のひとつですが、かつては単に「農林省」と呼ばれていました。1978年(昭和53年)7月5日、農林省は農林水産省へと改称されます。きっかけは、1970年代に世界的に広がった「200海里排他的経済水域」の波でした。各国が自国沿岸200海里の水産資源に対する主権的権利を主張し始め、遠洋漁業に大きく依存していた日本の水産行政は、根本的な転換を迫られたのです。

農林水産省の歴史をさらに遡ると、1881年(明治14年)に設置された農商務省にたどり着きます。農業と商工業を一括して所管していたこの省は、1925年(大正14年)に農林省と商工省に分割されました。第二次世界大戦中の1943年には一時「農商省」に再編されますが、終戦直後の1945年に再び農林省へ戻っています。こうした離合集散を経てもなお「農林」の名は一貫して受け継がれ、1978年の改称で「水産」が加わった形です。

2001年の中央省庁再編では多くの省庁が統合・改名されましたが、農林水産省はその名称も組織の骨格もほぼ維持されました。現在、本省に加え外局として林野庁と水産庁を擁し、職員数は約1万8,000人。所管する予算は約2兆7,000億円規模にのぼります。

担当する領域は幅広く、米・野菜・畜産などの農業政策、木材の安定供給や森林保全を担う林業政策、そして漁業資源の管理や漁村振興にかかわる水産政策を一手に引き受けています。近年はカロリーベースで38%前後にとどまる食料自給率の向上や、農産物の輸出拡大、スマート農業の推進といった課題にも取り組んでいます。「農林省」時代には省名に現れていなかった「水産」を正面に掲げたことは、海に囲まれた日本にとって水産資源がいかに重要かを、省の看板で示す意味もありました。

7月5日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 天恩日、不成就日
月齢 20.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)