竹・たけのこの日 (記念日 7月7日)

竹・たけのこの日
制定年
1986年(昭和61年)
制定者
全日本竹産業連合会
由来
竹取物語のかぐや姫の誕生日が7月7日とされたことから
日本の竹林面積
約16万7,000ヘクタール
たけのこ生産量1位
福岡県(全国シェア約3割)
竹取物語の成立時期
平安時代初期(9世紀後半〜10世紀前半頃)

日本の竹林面積はおよそ16万7,000ヘクタール。これは東京都の面積の約4分の3に相当する広さです。かつて竹は建材・工芸品・日用品と幅広く活用され、1960年には竹材の生産量が約40万トンに達していました。ところが安価なプラスチック製品の普及により需要は激減し、近年の生産量は3万トンを下回る水準にまで落ち込んでいます。放置竹林の拡大は全国で深刻な問題となっており、竹という資源の価値を見つめ直す意味でも、この記念日は大切な役割を担っています。

「竹・たけのこの日」は、1986年(昭和61年)に全日本竹産業連合会が制定しました。

そのきっかけはユニークなものです。日本缶詰協会などの産物関係者が集まった席上で、「竹取物語のかぐや姫が竹の中から生まれた日は7月7日ではないか」という話題が出ました。七夕に飾る笹竹との結びつきもあり、かぐや姫の誕生日にちなんで7月7日が記念日に選ばれたのです。

『竹取物語』は、日本に現存する最古の物語文学です。成立は平安時代初期の9世紀後半から10世紀前半頃と推定されていますが、作者は分かっていません。竹取の翁が光り輝く竹の中から小さな女の子を見つけ、わずか3ヶ月で美しい娘に成長した「なよ竹のかぐや姫」が5人の貴公子や帝から求婚を受け、最後は八月十五夜に月へ帰っていくという筋書きは、千年以上にわたって日本人に親しまれてきました。

たけのこもまた、日本の食文化に欠かせない存在です。私たちが店頭で見かけるたけのこの多くは孟宗竹の若芽で、福岡県・鹿児島県・熊本県・京都府など西日本を中心に生産されています。とりわけ福岡県は全国シェア約3割を占める日本一の産地です。春に旬を迎えるたけのこですが、鹿児島県では年末から早掘りたけのこが出荷されるなど、産地ごとに楽しめる時期も異なります。七夕の日に竹とたけのこへ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

7月7日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日、天恩日
月齢 22.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)