なはの日 (記念日 7月8日)
- 記念日名
- なはの日
- 制定
- 那覇が好き友の会・那覇市(2001年〜)
- 由来
- 「な(7)は(8)」の語呂合わせ
- 主なイベント
- 清掃活動・世界遺産施設の無料開放
- 世界遺産登録
- 首里城跡(2000年12月)
7月8日、那覇市では無料で首里城跡や玉陵、識名園の門が開かれます。「な(7)は(8)」の語呂合わせから生まれた「なはの日」は、那覇の歴史と文化を市民・観光客ともに体感できる一日です。
この記念日は、ラジオ沖縄の人気番組「那覇が好き」のリスナーグループ「那覇が好き友の会」が制定しました。那覇の人々が手を合わせ、心を一つにして手づくりで町おこしを考えようというコンセプトが原点にあります。2001年(平成13年)からは那覇市も公式に参加し、清掃活動などのイベントを通じて官民一体で那覇を盛り上げる活動が続いています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
那覇市は沖縄本島南部に位置し、沖縄県の県庁所在地として県内最大の都市です。1921年(大正10年)5月20日に那覇区から那覇市へと移行し、2021年には市制100周年を迎えました。しかしその道のりは平坦ではなく、1945年の沖縄戦で街は焦土と化し、1972年(昭和47年)5月15日の沖縄返還を経てようやく復興・発展の歩みを本格的に進めることができました。
観光地として名高い首里城は、2000年(平成12年)12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録されています。この日に無料開放される玉陵(たまうどぅん)は琉球王国時代の王族の陵墓、識名園(しきなえん)は琉球王家の別邸として造られた庭園で、いずれも世界遺産の構成資産です。普段は有料のこれらの施設が無料で見学できるのは、なはの日ならではの機会です。
那覇の文化を語るうえで欠かせないのが、壺屋焼(つぼやや焼き)と泡盛です。壺屋焼は17世紀から続く沖縄を代表する陶器で、国際通りに近い壺屋やちむん通りには今も多くの工房と店舗が並びます。泡盛は琉球王国時代から続く沖縄固有の蒸留酒で、タイ米と黒麹菌を原料とした独特の製法が特徴です。那覇に根付いたこれらの伝統産業は、観光と生活文化の両面で市のアイデンティティを形成しています。
なはの日は単なる語呂合わせの記念日ではなく、戦争と復興を経て積み重ねてきた那覇の歴史を改めて見つめ直す機会でもあります。市民が主体となって始めた活動が行政を動かし、世界遺産の無料開放という形で定着した点に、この記念日の独自の価値があります。
7月8日の他の記念日
7月8日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)