潤滑油の日・オイルの日 (記念日 7月10日)

潤滑油の日・オイルの日
制定団体
全国石油工業協同組合
日付の由来
「OIL」を上下反転すると「710」に見えることから7月10日
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
潤滑油の構成
ベースオイル80〜90%+添加剤10〜20%
潤滑油の5大機能
潤滑・密封・冷却・清浄・防錆
日本市場規模
年間約15億リットル(2025年推計)

「OIL」を上下逆さまにすると「710」に見える——そんな遊び心のある語呂合わせが、7月10日を潤滑油の記念日に選んだ理由です。全国石油工業協同組合が制定し、一般社団法人・日本記念日協会に「潤滑油の日」として認定・登録されています。潤滑油の歴史は意外なほど古く、古代エジプトのピラミッド建設時代にまで遡ります。巨大な石材を運ぶ際、木製のコロの下にオリーブオイルを注いで滑りをよくしていたと伝えられており、人類は数千年前から「油で摩擦を減らす」という知恵を活用していました。

現代の潤滑油は、ベースオイル(基油)が全体の80〜90%を占め、残りの10〜20%が目的に応じた添加剤で構成されています。この配合を変えることで、エンジンオイルから歯車油、油圧作動油まで多様な製品が生まれます。形状も液状の「潤滑油」だけでなく、半固体状の「グリース」や固体潤滑剤まで幅広く、用途に合わせて使い分けられています。

潤滑油の働きは「摩擦の低減」だけではありません。①潤滑(金属同士の直接接触を防ぐ)、②密封(ピストンとシリンダーの隙間をふさいでガス漏れを防ぐ)、③冷却(エンジン内部の熱を吸収して循環させる)、④清浄(ススや金属粉などの汚れを油中に取り込む)、⑤防錆(水分による腐食を防ぐ)という5つの機能を同時に担っています。日本の潤滑油市場は年間約15億リットル規模で、そのうち自動車産業向けが消費量の約36%を占めています。適切な種類のオイルを適切なタイミングで使うことは、機械の寿命を延ばすだけでなく、摩擦損失の低減を通じた省エネ・省資源にも直結します。普段は意識されにくい存在ですが、工場の生産ラインから家庭の自転車まで、現代の機械文明を陰で支える縁の下の力持ちです。

7月10日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 一粒万倍日、神吉日
月齢 25.0

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)