生理学の日 (記念日 7月10日)
- 日付
- 7月10日
- 制定者
- 一般社団法人・日本生理学会
- 認定年
- 2022年(令和4年)
- 由来の出来事
- 1922年・日本生理学会第1回大会(東京大学医学部)
- 学会設立
- 1922年(大正11年)、2022年に100周年
- 関連賞
- ノーベル生理学・医学賞
お腹が空く、暑いと汗が出る、走ると息が切れる。こうした体の反応のとき、体内で何が起きているのかを解明する学問が生理学です。7月10日は、その生理学を専門とする日本生理学会が制定した「生理学の日」です。
日付の由来は1922年(大正11年)7月10日、日本生理学会の第1回大会が東京大学医学部にて開催されたことにあります。それから100年が経った2022年(令和4年)に、学会の創立百周年を記念するとともに、生理学研究をより多くの人に知ってもらう機会とすることを目的として、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
生理学はもともと古代ギリシャ語で「生命の仕組みの研究」を指す言葉です。研究対象は分子・細胞レベルから臓器・生体全体にまで及び、遺伝子解析や培養細胞、動物モデルといった現代科学の手法を駆使して体の機能と仕組みを解き明かします。得られた知見は健康的な体づくりや、病気の理解・治療・予防に直接役立てられています。
ノーベル賞の6部門のひとつに「ノーベル生理学・医学賞」が設けられているのも、生理学が医療の根幹を支える学問であることの証です。この賞はスウェーデン王立科学アカデミーが、医学分野に関連する生理学上の卓越した成果に対して授与します。日本人受賞者も複数おり、利根川進氏(1987年、免疫に関わる遺伝子の多様性生成の原理解明)、大村智氏(2015年、寄生虫感染症治療薬の開発)、大隅良典氏(2016年、オートファジーの仕組みの解明)など、生理学・医学の根本に迫る研究が相次いで評価されてきました。体の機能を深く知ることが、ノーベル賞級の発見につながるという事実は、生理学という学問の奥深さをよく示しています。
一般社団法人・日本生理学会は、生理学研究が国民の健康で快適な生活に貢献するという信念のもと活動しています。100年前と現在では環境もストレスも大きく異なります。そのため生理学は時代とともに進化し続け、現代人の体の謎に向き合い続けています。
7月10日の他の記念日
7月10日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)