内視鏡の日 (記念日 7月14日)

内視鏡の日
制定年
2006年(平成18年)
制定者
公益財団法人 内視鏡医学研究振興財団
日付の由来
「な(7)い(1)し(4)きょう」の語呂合わせ
世界初の胃内撮影
1950年(昭和25年)に日本で成功
早期胃がんの5年生存率
90%以上(ステージⅠ)

1950年(昭和25年)、東京大学附属病院において、世界で初めて胃カメラによる胃内撮影が成功しました。この画期的な出来事は日本の医学史における金字塔であり、内視鏡医学の幕開けとなりました。内視鏡の日は、この偉大な功績を背景に、公益財団法人・内視鏡医学研究振興財団が2006年(平成18年)に制定した記念日です。日付は「な(7)い(1)し(4)きょう」(内視鏡)と読む語呂合わせに由来しています。

内視鏡(endoscope)は、本体に光学系を内蔵し、先端を体内に挿入することで内部の映像を手元で観察できる医療機器です。かつては胃の中を直接見ることなど夢物語でしたが、日本の技術者と医師たちの挑戦によってそれが現実のものとなりました。以来70年以上にわたり、内視鏡は医学の各分野で高く評価され、診断と治療の両面で欠かせない存在へと成長しています。

内視鏡検診の最大の意義は、がんをはじめとする多くの病気の早期発見にあります。例えば胃がんの場合、早期に発見されたステージⅠの段階では、治療の目安となる「5年生存率」が90%以上と非常に良好です。自覚症状が出る前に病変を見つけ出すことで、患者の身体的負担が少ない治療を選択でき、治癒の可能性が大幅に高まります。内視鏡の活躍の場は消化器科にとどまりません。泌尿器科、呼吸器科、耳鼻咽喉科、産婦人科、脳神経外科、整形外科など、幅広い診療科で用いられています。近年ではカプセル型内視鏡という革新的な技術も登場しました。小さなカプセルを口から飲み込むだけで腸内の撮影が行えるもので、従来の内視鏡検査に抵抗があった方にとっても受診しやすい選択肢となっています。

日本発の技術として世界の医療を変えた内視鏡は、今なお進化を続けています。AIによる画像診断支援や超高精細映像技術の導入など、次世代の内視鏡医学はさらなる発展が期待されています。

7月14日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 29.0(新月)

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)