サイボーグ009の日 (記念日 7月19日)

サイボーグ009の日
連載開始
1964年7月19日(週刊少年キング)
作者
石ノ森章太郎
制定者
株式会社石森プロ
累計発行部数
1000万部以上(2012年10月時点)
TVアニメ化
1968年・1979年・2001年の3回
連載誌
週刊少年キング(少年画報社)

1964年7月19日、『週刊少年キング』に掲載された第1話から、9人のサイボーグたちの戦いは始まりました。石ノ森章太郎が生み出した『サイボーグ009』は、連載開始から60年以上が経った現在も色あせることなく読み継がれているSF漫画の金字塔です。7月19日はその連載開始を記念した「サイボーグ009の日」であり、株式会社石森プロが制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

物語の核心にあるのは「9人」という数字が持つ意味です。異なる国籍を持つ9人の人間が、悪の組織「ブラック・ゴースト」によって強制的にサイボーグへと改造されます。アメリカ人、ドイツ人、フランス人、チャイニーズ、アフリカ系、そして日本人の009こと島村ジョーら。冷戦の緊張が高まる1960年代に、国境を超えた仲間が肩を並べて戦う姿は、当時の読者に鮮烈な印象を与えました。各人が持つ固有の超能力も物語の見どころで、009の加速装置(アクセラレーター)はとりわけ象徴的な存在となっています。石ノ森章太郎はその後も『仮面ライダー』『人造人間キカイダー』など数多くの特撮・漫画作品を世に送り出しましたが、本人が「代表作」と語り続けたのは『サイボーグ009』でした。2012年10月時点で累計発行部数は1000万部に達しており、TVアニメ化も1968年・1979年・2001年と三度にわたって制作されています。幅広い世代がそれぞれ異なるアニメ版で作品に触れてきたことが、世代を超えた人気を支えてきました。

一方で、この作品には長く「未完」という宿命がつきまといます。石ノ森章太郎は完結編にあたる「神々との闘い編」を構想していましたが、1998年に亡くなるまでその漫画版を完成させることができませんでした。物語の結末を作者本人の手で描けなかったという事実は、作品の重さとともに今も語り継がれています。2012年には劇場アニメ『009 RE:CYBORG』が公開され、2025年には新作アニメ『サイボーグ009 ネメシス』の制作も決定するなど、60年以上にわたって新しい世代へと受け継がれ続けています。

7月19日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 一粒万倍日、天赦日、神吉日、母倉日、月徳日、不成就日
月齢 4.7

7月の二十四節気・雑節

  • 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
  • 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
  • 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
  • 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)