ビリヤードの日 (記念日 7月20日)
- 法案成立日
- 1955年(昭和30年)7月20日
- 法案の種別
- 風俗営業法の規制対象外への改正
- 尽力した人物
- 衆議院議員・真鍋儀十(日本民主党)
- 真鍋の称号
- 撞球純正スポーツの父
- 国内競技人口
- 約500万人
- 統括団体
- 公益社団法人 日本ビリヤード協会(JOC加盟)
1955年(昭和30年)7月20日、ビリヤード場を風俗営業法の規制対象から外す法案が国会で成立しました。それまでビリヤード場は「いかがわしい場所」として営業規制を受けていましたが、この日を境にビリヤードは公的にスポーツとして認められることになりました。
法案成立の立役者は、日本民主党の衆議院議員・真鍋儀十です。真鍋議員は「ビリヤードは本来健全な競技であり、賭博の温床として扱われるのは不当だ」という信念のもと、議員立法として改正案を国会に提出しました。この尽力が認められ、真鍋儀十は後世に「撞球純正スポーツの父」と呼ばれるようになりました。撞球(どうきゅう)とはビリヤードの日本語名で、球を突く競技であることを示す言葉です。
ビリヤードの歴史は古く、起源は15〜16世紀のヨーロッパにあります。もとは屋外で行われていた球技が屋内のテーブルゲームへと発展し、王侯貴族の遊技として広まりました。日本への伝来は江戸時代末期から明治初期にかけてで、長崎の出島を通じて西洋文化とともに持ち込まれたとされています。明治維新以降は富裕層の社交場に広まりましたが、昭和に入ると一部のビリヤード場が賭博や風紀上の問題と結びつくことがあり、それが規制の根拠となっていました。
競技の普及という点では、1926年に日本撞球協会が設立され、1951年には日本ビリヤード協会として再編されました。その後1990年に文部省から社団法人の認可を受け、2005年には日本オリンピック委員会(JOC)の正式加盟団体となりました。現在の国内競技人口は約500万人と推計されており、囲碁・将棋に匹敵する規模とも言われています。
かつて「風俗営業」と分類されていたスポーツが、一人の国会議員の働きかけによってその立場を変えた日です。
7月20日の他の記念日
7月20日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)