体外受精の日 (記念日 7月25日)
- 誕生日時
- 1978年7月25日 23時47分
- 誕生地
- 英・オールダム総合病院
- 体重
- 2,610グラム
- 研究者
- エドワーズ博士・ステプトー医師
- ノーベル賞受賞
- 2010年(エドワーズ博士)
- 日本初の成功
- 1983年 東北大学・鈴木雅州ら
1978年7月25日の深夜11時47分、イギリス・オールダム総合病院で一人の女の子が産声を上げました。体重2,610グラム。ルイーズ・ジョイ・ブラウンと名付けられたその赤ちゃんは、世界で初めて体外受精によって誕生した人間です。この誕生を実現させたのは、生理学者ロバート・G・エドワーズ博士と婦人科医パトリック・ステプトー医師の二人です。両者は1960年代から共同研究を続け、卵子を体外で受精させ、受精卵(胚)を子宮に戻すという技術の確立に12年以上を費やしました。ルイーズの母レズリー・ブラウンは卵管に障害があり妊娠できない状態でしたが、この技術によって出産にたどり着きました。
体外受精は、卵巣から採取した卵子と精子を体の外で受精させ、培養した受精卵を子宮内に移植する方法です。正式には「体外受精・胚移植(IVF-ET)」と呼ばれ、卵管の障害や精子の数・運動性の問題など、さまざまな原因による不妊に対応できる治療として知られています。
日本では1983年(昭和58年)、東北大学の鈴木雅州らが初めて体外受精による出産に成功しました。その後、技術の普及とともに件数は増加し続け、1999年(平成11年)には年間1万人を超えました。現在は年間7万人以上が体外受精によって誕生しており、日本は世界有数の実施件数を誇る国の一つとなっています。
エドワーズ博士は2010年、体外受精技術の開発と確立への貢献によりノーベル生理学・医学賞を受賞しました。共同研究者のステプトー医師はすでに1988年に死去していたため、受賞対象とはなりませんでしたが、その功績は広く称えられています。ルイーズ・ブラウン自身もその後健康に成長し、自然妊娠で二児の母となっています。
7月25日の他の記念日
7月25日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)