日光の日 (記念日 7月26日)
- 命名年
- 820年(弘仁11年)
- 命名者
- 弘法大師(空海)
- 旧称
- 二荒山(ふたらさん)
- 開山者
- 勝道上人(782年・延暦元年)
- 世界遺産登録
- 1999年「日光の社寺」
- 東照宮建立
- 1617年(元和3年)
「日光」という地名が弘法大師によって名付けられたことを、ご存じでしょうか。820年(弘仁11年)のこの日、日光山に登った弘法大師(空海)が、もともと「二荒山(ふたらさん)」と呼ばれていたこの地を「日光山」と命名したと伝えられています。「二荒」を音読みすれば「にこう」となり、そこに「日光」の字をあてたとされています。
日光山の歴史は、弘法大師より以前にさかのぼります。782年(延暦元年)、勝道上人(735〜817年)がこの山に登り、開山しました。当時この山は「補陀落山(ふだらくさん)」と呼ばれており、観音菩薩が住まう聖地とされていました。「補陀落」が訛って「二荒(ふたら)」になったというのが通説です。勝道上人は下野国(現在の栃木県)出身の僧で、険しい山岳を修行の場とした山岳信仰の実践者でした。
弘法大師はこの地に深く関わっており、814年(弘仁5年)には勝道上人の事績を記した「勝道碑文」を作成しています。碑文には勝道上人が日光山で積み重ねた修行や山頂への登山の記録が残されており、日光の山岳信仰を後世に伝える一級の史料です。二荒山は中禅寺湖の北に位置する男体山の別名であり、その山麓には二荒山神社が鎮座しています。奥院は男体山の山頂にあり、神仏習合の時代から広く信仰を集めてきました。日光東照宮が建立されたのは1617年(元和3年)のことで、徳川家康を祀るこの社殿が造営される以前から、日光山は長い霊場としての歴史を持っています。
現在、輪王寺・二荒山神社・日光東照宮を中心とする「日光山内」は国の史跡に指定され、1999年にはユネスコの世界文化遺産「日光の社寺」として登録されています。弘法大師が命名してから1200年以上が経つ今も、日光の地名はその由来をそのままに受け継がれています。
参考リンク
7月26日のカレンダー情報
7月の二十四節気・雑節
- 小暑(しょうしょ) 7月7日(火)
- 大暑(たいしょ) 7月23日(木)
- 夏の土用(どよう) 7月20日(月)
- 半夏生(はんげしょう) 7月2日(木)