肺の日 (記念日 8月1日)
- 制定年
- 1999年(平成11年)
- 実施開始
- 2000年(平成12年)
- 制定者
- 日本呼吸器学会
- 日付の由来
- 「は(8)い(1)」の語呂合わせ
- COPD推定患者数
- 約530万人(40歳以上、有病率8.6%)
- 関連記念日
- 5月9日「呼吸の日」
毎年8月1日は「肺の日」です。日付は「は(8)い(1)」という語呂合わせに由来しており、日本呼吸器学会が1999年(平成11年)に制定、翌2000年(平成12年)から本格的に実施されています。背景には、肺がんが日本人のがん死因トップとなったこと、喘息など原因不明の肺疾患が若い世代にも増えているという現実がありました。
肺は一日に約2万回もの呼吸を通じて酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する臓器です。しかし呼吸器疾患は自覚症状が現れにくく、重症化してから発見されるケースが後を絶ちません。とりわけ深刻なのがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で、日本人の40歳以上における有病率は8.6%、患者数は530万人と推定されています。ところが2017年の厚生労働省患者調査で病院にかかっていると確認された患者は22万人にすぎず、500万人以上が未受診のまま放置されているとみられています。2024年のCOPDによる死亡者数は16,629人にのぼり、早期発見・早期治療の重要性は依然として高いままです。
在宅酸素療法を受けている患者数も2018年時点で約17万人に達しており、COPD・間質性肺炎・肺がん・肺結核後遺症など、肺に関わる疾患の裾野の広さが数字にも表れています。
肺の日には全国各地で一般市民を対象とした講座会や医療相談会が開催されます。専門医によるレクチャーや無料の肺機能検査が行われる会場もあり、普段は意識しにくい「呼吸器の健康」を見直す機会として定着しています。なお、5月9日は「こ(5)きゅう(9)」の語呂合わせから「呼吸の日」とされており、こちらも日本呼吸器学会が関わる啓発デーです。8月1日の肺の日と合わせて、呼吸器疾患への関心を高める取り組みが年間を通じて続けられています。
8月1日の他の記念日
8月1日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)