愛知発明の日 (記念日 8月1日)

愛知発明の日
特許取得日
1897年(明治30年)3月6日
発明者
豊田佐吉(1867〜1930年)
発明品
豊田式木製動力織機(日本初の動力織機)
生涯特許数
百数十件(特許・実用新案)
制定年・制定者
2004年、愛知県・発明協会愛知県支部
関連施設
トヨタ産業技術記念館(名古屋市西区)

1897年(明治30年)3月6日、豊田佐吉は日本で初めての動力織機となる「豊田式木製動力織機」の特許を取得しました。手作業が中心だった繊維産業に機械の力を持ち込んだこの発明は、のちにトヨタグループへとつながる長い技術革新の出発点となっています。愛知発明の日は、この出来事を記念して2004年(平成16年)に愛知県と発明協会愛知県支部が制定しました。豊田佐吉は1867年(慶応3年)、現在の静岡県湖西市に生まれ、幼い頃から近隣の機織り作業を目にして育ちました。1891年(明治24年)には「豊田式木製人力織機」で最初の特許を取得しており、手織りから人力機へ、そして動力機へと約6年かけて段階的に改良を重ねていきます。

動力織機の特許取得後も、佐吉の発明は止まりませんでした。よこ糸が切れたときに自動で織機を停止させる装置など、品質管理に関わる仕組みを次々と実用化し、生涯で取得した特許・実用新案は百数十件に及びます。

佐吉が創業に関わった企業は、豊田紡織(現:トヨタ紡織)、豊田自動織機製作所(現:豊田自動織機)などです。豊田自動織機は後にトヨタ自動車の前身となる自動車部門を社内に設け、トヨタグループ全体の礎を築きました。名古屋市西区にあるトヨタ産業技術記念館では、実際に動く織機の実演を見学でき、佐吉の発明がどのような動きをするものだったか、目で確かめることができます。ここには豊田式木製動力織機の復元品も展示されており、明治時代の技術水準と佐吉の工夫のほどが具体的に伝わってきます。

愛知発明の日は、明治時代に一人の発明家が残した足跡を振り返るとともに、愛知県における産業技術の蓄積を広く知ってもらうことを目的としています。3月6日という日付に込められた歴史は、現在も稼働するトヨタグループの工場や博物館を通じて、具体的な形で確認できます。

8月1日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、大明日
月齢 17.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)