世界母乳の日 (記念日 8月1日)
- 制定年
- 1992年(平成4年)
- 制定団体
- 世界母乳育児行動連盟(WABA)
- 起点となった宣言
- イノチェンティ宣言(1990年・フィレンツェ)
- 育児週間
- 毎年8月1日〜7日
- 参加国数
- 170か国以上
- 日本の関連団体
- 日本母乳の会(1992年設立)
新生児のうち、生後1時間以内に母乳を与えられる赤ちゃんは世界全体でおよそ半数に過ぎないとされています。こうした現状を変えるために生まれたのが、毎年8月1日の「世界母乳の日」です。
この記念日の起点は1990年8月1日にさかのぼります。イタリアのフィレンツェで、世界保健機関(WHO)とユニセフが30か国の政府および複数の国際機関とともに「イノチェンティ宣言」を採択しました。この宣言は母乳育児の推進を各国政府の責務として明文化したもので、国際的な母乳育児支援の出発点となっています。宣言の名称は、採択地フィレンツェにあるイノチェンティ研究所にちなんでいます。
この宣言を受け、1992年(平成4年)にWHO・ユニセフの援助のもと世界母乳育児行動連盟(WABA)が設立され、宣言採択日と同じ8月1日を「世界母乳の日」と定めました。同時に8月1日から7日を「世界母乳育児週間」とし、母乳育児の普及を呼びかけるキャンペーンが世界各地で展開されるようになりました。現在では170か国以上がこの週間に参加しています。
WABAが掲げる「母乳権」とは、母乳で育てられることを子どもの権利とし、授乳できる環境を持つことを母親の権利として位置づける考え方です。職場での授乳休憩の確保や公共の場での授乳環境整備、そして産後の医療従事者によるサポート体制の充実まで、社会全体の仕組みづくりをこの週間の重要なテーマとして掲げています。
日本では1992年8月に大阪で「母乳をすすめるための産科医と小児科医との集い」が開かれ、その流れで日本母乳の会が設立されました。毎年「母乳育児シンポジウム」を開催するなど、国内でも継続的な啓発活動が続いています。
8月1日の他の記念日
8月1日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)