パンツの日 (記念日 8月2日)
- 制定年
- 1984年(昭和59年)
- 制定者
- 磯貝布帛工業(現イソカイ)
- 由来
- ブランド「シルビー802」の商品名から
- 共同制定
- オグラン(語呂合わせ「パン8ツ2」)
- イソカイ破産
- 2013年に破産手続き開始
8月2日は「パンツの日」。この記念日を制定したのは、奈良県に本社を構えていた下着メーカー・磯貝布帛工業(後のイソカイ)です。1984年(昭和59年)、同社の女性用下着ブランド「シルビー802」の商品名にちなんで8月2日が選ばれました。802=8月2日というストレートな数字の一致が、記念日誕生のきっかけだったのです。
話はここで終わりません。大阪府に拠点を置くトランクスメーカーのオグランも、「パン(8)ツ(2)」という語呂合わせで同じ日を記念日に制定しました。女性用下着メーカーが商品名から、男性用下着メーカーが語呂合わせから、それぞれ別のアプローチで同じ日にたどり着いたというのは、なかなか愉快な偶然です。こうして8月2日は、性別を問わず下着全般を祝う日となりました。ちなみにこの記念日には「女性が本命の男性にこっそりパンツをプレゼントする日」という趣旨が込められています。バレンタインデーのチョコレートのように、下着を贈る文化を根付かせたかったのかもしれません。
ブランド名の「シルビー」はフランス語圏の女性名に由来するとされています。1980年代、海外風のネーミングが消費者の心をつかんだ時代に、802という数字まで組み込んだセンスが記念日を生み出しました。
しかし記念日の生みの親であるイソカイは、その後の経営環境の変化に耐えきれませんでした。国内下着市場はファストファッションや海外製品の台頭で価格競争が激化し、2013年(平成25年)に破産手続きを開始しています。会社は消えても記念日は残る――毎年8月2日が巡るたびにイソカイとシルビー802の名前が語られ続けているのは、ある意味で最大の遺産なのかもしれません。
8月2日の他の記念日
8月2日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)