帆布の日 (記念日 8月2日)

帆布の日
制定者
駒田織布株式会社
所在地
滋賀県高島市
日付の由来
10番糸(8+2)+語呂合わせ
号数の範囲
1号(最厚)〜11号(最薄)
国産シェア1位
岡山県倉敷市(約7割)

帆布(はんぷ)は、10番手の糸を何本撚り合わせるかで厚さが決まります。1号が最も厚く、11号が最も薄い。この「10番糸」を使うという帆布ならではの特徴と、8と2で「はん(8)ぷ(2)」と読む語呂合わせから、8月2日は「帆布の日」とされています。制定したのは、滋賀県高島市で産業用資材基布や道着の製造・販売を手がける駒田織布株式会社。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

帆布の歴史は紀元前にまでさかのぼります。古代エジプトでは亜麻(リネン)を織った布が船の帆に使われていたほか、ミイラを包む巻布にも帆布が用いられていました。英語では「キャンバス(canvas)」と呼ばれ、この語はラテン語で麻を意味する「cannabis」に由来します。日本では明治時代以降、綿帆布の生産が本格化しました。かつては「ズック」というオランダ語由来の呼び名も広く使われており、ズック靴やズック鞄といった言葉に今もその名残があります。

製法はシンプルで、経糸と緯糸を交互に組む「平織り」です。10番手の太い綿糸を複数本撚り合わせて織り上げ、号数は1号から11号まで。数字が小さいほど糸の撚り本数が多く、厚く丈夫な生地になります。トラックの幌やテントには重厚な1号帆布、トートバッグやポーチには軽くて扱いやすい8号や11号と、用途に応じて使い分けられています。

国産帆布の約7割は岡山県倉敷市で生産されています。

そのほか広島県尾道市、そして駒田織布のある滋賀県高島市が主要な産地です。高島は古くから織物の町として栄え、「高島帆布」は産業資材からファッション雑貨まで幅広い用途で使われてきました。帆布は使い込むほど繊維がなじんで柔らかくなり、経年変化を楽しめる点も天然素材ならではの魅力です。化学繊維にはない風合いと、船の帆にも耐えた堅牢さ。その両方を持つ帆布は、時代が変わっても暮らしのさまざまな場面で活躍し続けています。

8月2日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 神吉日
月齢 18.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)