おやつの日 (記念日 8月2日)
- 日付
- 8月2日
- 由来
- 「お・や(8)つ(2)」の語呂合わせ
- 制定者
- 一般社団法人 日本おやつ協会
- 所在地
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷
- 八つ時の時刻
- 午後2時〜3時頃(時鐘8つ)
- 起源
- 室町時代後半の間食の習慣
「おやつ」という言葉の由来は、江戸時代にさかのぼります。当時は1日2食が一般的で、午後2時から3時頃にあたる「八つ時(やつどき)」に小腹を満たす間食をとる習慣がありました。この「八つ時」という呼び名は、室町時代後半から使われていた時鐘の制度に由来し、鐘を8回打つ時刻を指していました。八つ時にとる間食だから「おやつ」。シンプルな名付けですが、数百年を経た現在でもそのまま使われ続けています。
この言葉の歴史に着目し、8月2日を「お・や(8)つ(2)」の語呂合わせで「おやつの日」としたのが、東京都渋谷区千駄ヶ谷に事務局を置く一般社団法人・日本おやつ協会です。おやつ文化の向上と普及活動を目的に制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
江戸時代の間食は、現代のスナック菓子やスイーツとはだいぶ様子が違いました。庶民が八つ時に食べていたのは、焼き芋、団子、餅、煎餅といった素朴なものが中心です。農作業の合間にとる間食は貴重なエネルギー補給の手段でもあり、季節の果物や漬物が添えられることもありました。やがて1日3食の習慣が定着すると、間食は栄養補給から楽しみへと性格を変えていきます。それでも「おやつ」という呼び名だけは、八つ時の記憶をそのまま留めました。
現代では「3時のおやつ」という表現が広く定着しています。これは江戸時代の八つ時がちょうど午後2時から3時頃だったことの名残です。
日本おやつ協会が掲げるのは「おやつの力」を広めること。職場の休憩室に置かれた菓子箱、旅先で買ってきたお土産、子どもが楽しみにしている帰宅後のひととき。おやつが関わる場面は意外なほど多く、その歴史も室町時代から数えれば500年以上。8月2日は、そんな身近な食習慣のルーツに思いを巡らせる日です。
参考リンク
8月2日の他の記念日
8月2日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)