橋の日 (記念日 8月4日)

橋の日
制定年
1986年(昭和61年)
提唱者
湯浅利彦氏
制定団体
宮崎「橋の日」実行委員会
日付の由来
「は(8)し(4)」の語呂合わせ
受賞歴
日本記念日協会「記念日文化功労賞」(2015年)
初回イベント
1986年・宮崎県延岡市

東京・日本橋は1603年(慶長8年)、江戸の町割りに合わせて架けられた木造の橋に始まり、現在の石造りの2連アーチ橋は1911年(明治44年)に完成した。橋の中央には「道路元標」が設置され、江戸時代から東海道の基点として機能してきた。橋とは単なる構造物ではなく、人と人、土地と土地をつなぐ文明の象徴である。その歴史は古く、紀元前4000年頃のメソポタミア文明では石造のアーチ橋が既に存在していた。日本では『日本書紀』に記録された奈良時代の丸木橋が最古とされる。

毎年8月4日は「橋の日」。日付は「は(8)し(4)」という語呂合わせに由来する。1986年(昭和61年)、橋梁会社に勤務していた湯浅利彦氏が提唱し、宮崎「橋の日」実行委員会が制定した。目的は、郷土のシンボルである河川とそこに架かる橋を通じて、ふるさとを愛する心を育み、河川の浄化を図ることにある。同年、宮崎県延岡市で「第1回橋の日イベント」が開催されたのを皮切りに、「橋の日の歌」の制作や道路清掃活動など、その取り組みは全国へと広がっていった。

2015年(平成27年)には「橋の日」が全国47都道府県すべてで実施されるまでに成長し、その功績を讃えて一般社団法人・日本記念日協会から「記念日文化功労賞」を受賞した。また、29年間にわたって続けられた道路清掃活動に対しては、公益財団法人・日本道路協会から表彰状が贈られている。記念日は日本記念日協会によって認定・登録されており、地域の環境保全と文化継承を結びつけた活動として高く評価されている。こうした広がりの背景には、橋そのものが持つ多様性もある。橋(bridge)はアーチ橋・吊り橋・トラス橋など架橋方式によって様々な形態をもち、道路橋・鉄道橋・歩道橋と用途も幅広い。現代では都市インフラとして欠かせない存在である一方、地域の風景や文化と深く結びついた橋も多く、「橋の日」は日常的に渡っている橋の歴史や役割を改めて見つめ直す機会でもある。

8月4日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日、天恩日、不成就日
月齢 20.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)