奴(やっこ)の日 (記念日 8月5日)
- 制定者
- 株式会社カンショク(香川県観音寺市)
- 制定年
- 2017年(平成29年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 「や(8)っこ(5)」の語呂合わせ
- 奴の名前の由来
- 槍持奴の衣服に描かれた四角い紋所が豆腐の形に似ていたことから
- 豆腐の伝来
- 奈良時代に遣唐使が中国から日本へ伝えた
「奴(やっこ)」という言葉を聞いて、豆腐を思い浮かべる方は多いでしょう。しかしなぜ豆腐が「奴」と呼ばれるようになったのか、その由来を知る人は意外と少ないものです。江戸時代、大名行列の先頭を歩いた「槍持奴(やりもちやっこ)」と呼ばれる武家の使用人たちが着ていた衣服には、大きな四角い紋所が描かれていました。その四角い模様が、正方形に切られた豆腐の姿にそっくりだったことから、やがて豆腐のことを「奴」と呼ぶようになったとされています。
毎年8月5日は「奴(やっこ)の日」です。この日付は「や(8)っこ(5)」という語呂合わせに由来します。記念日を制定したのは、香川県観音寺市に本社を置く株式会社カンショク。半世紀以上にわたって豆腐の製造・卸・販売を手がけてきた同社が、夏に冷たくておいしい奴豆腐をより多くの人に楽しんでもらいたいという思いから制定しました。2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
豆腐は中国で生まれ、奈良時代に遣唐使によって日本へ伝わったとされています。当初は寺院での精進料理として用いられていましたが、江戸時代中期になると庶民の食卓にも広く普及しました。高たんぱく・低カロリーで栄養価が高く、植物性タンパク質の優れた供給源として、現代でも健康食品として高い評価を受けています。
奴豆腐とは、豆腐を正方形に切った料理のことです。夏の食卓を代表する冷や奴は、冷やした豆腐の上に薬味をのせ、醤油や味噌などの調味料をかけて食べるシンプルな料理です。生姜やねぎ、かつお節、みょうがなど、薬味の組み合わせで無限のバリエーションが楽しめる点も魅力のひとつです。手間がかからず、暑い季節でも食欲が湧く一品として、長年にわたり日本人に愛されてきました。
この夏は冷や奴の奥深い魅力をあらためて味わってみてはいかがでしょうか。
8月5日の他の記念日
8月5日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)