親子丼の日 (記念日 8月5日)
- 制定者
- 関西鶏卵流通協議会
- 記念日認定年
- 2018年(平成30年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 8月5日=「お(0)や(8)こ(5)」の語呂合わせ
- 親子丼の発祥店
- 東京・人形町「玉ひで」(1760年創業)
- 親子丼の考案年
- 明治24年(1891年)頃
親子丼の歴史は、明治時代の東京・日本橋人形町にまで遡ります。1760年(宝暦10年)創業の老舗鶏料理店「玉ひで」の5代目当主の妻・とくが、明治24年(1891年)頃に考案したとされています。当時、軍鶏(しゃも)鍋の煮汁を卵でとじてご飯と一緒に食べる客の姿にヒントを得て、より食べやすい形に整えたものが現代の親子丼の原型といわれています。鶏(親)と卵(子)を組み合わせるという発想から「親子丼」と名付けられ、やがて全国へと広まっていきました。割下で煮た鶏肉を溶き卵でとじて白飯にのせるというシンプルな構成は、当時の人々にとっても新鮮な食べ方であり、出前料理として瞬く間に人気を博したといいます。明治の食文化の中で生まれたこの一皿が、130年以上の時を経て今もなお日本の食卓に根付いているのは、素材の組み合わせが持つ普遍的なおいしさゆえでしょう。
もっとも、誕生当初は「丼物は料亭で出すものではない」という格式の観点から、店内での提供は行われず、出前限定の料理として販売されていました。玉ひでで店内提供が始まったのは1979年(昭和54年)のことです。それまでの約90年間、親子丼は出前の定番として庶民の食卓を支え続けてきた歴史があります。シンプルな材料と手軽な調理法が相まって家庭料理としても定着し、今では日本を代表する丼物の一つとなっています。
そんな親子丼をさらに広くPRしようと制定されたのが「親子丼の日」です。関西鶏卵流通協議会が主導し、日付は8月5日を「お(0)や(8)こ(5)」(親子)と読む語呂合わせに由来しています。夏場は鶏肉や卵の消費が落ち込む傾向があることから、スタミナ食としての親子丼を積極的に食べてもらいたいという思いも込められています。2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
同協議会は鶏肉協会ともコラボレーションし、親子丼の魅力を発信する取り組みを続けています。記念日には大阪の一部の保育園で給食として親子丼が提供されるなど、食育の場にも活用されています。
参考リンク
8月5日の他の記念日
8月5日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)