広島平和記念日(広島原爆忌) (記念日 8月6日)
- 投下日時
- 1945年8月6日午前8時15分
- 爆撃機
- B29爆撃機「エノラ・ゲイ」
- 原爆名
- リトルボーイ(ウラン型)
- 爆発高度
- 上空約600メートル
- 推定死者数
- 約14万人(1945年末まで)
- 世界遺産登録
- 1996年12月5日(世界文化遺産)
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島市の上空約600メートルで世界初の原子爆弾が炸裂しました。アメリカ軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが高度約9600メートルから投下した「リトルボーイ」と呼ばれるウラン型爆弾です。閃光と爆風は市街のほぼ全域を一瞬で焼き尽くし、放射線による急性障害が一応おさまった1945年12月末までに、当時の広島市人口約35万人のうち約14万人が死亡したと推計されています。この日、広島市では「平和記念日」として「平和祈念式典」が執り行われます。原爆が投下された午前8時15分に平和の鐘やサイレンが鳴らされ、参列者全員が1分間の黙祷を捧げます。続いて広島市長による平和宣言、子どもたちによる平和への誓いが読み上げられるのが慣例です。一般的にこの日は「広島原爆の日」と呼ばれることが多く、広島市は8月6日を「ヒロシマ・デー」として、加盟する平和市長会議の国や都市にも記念日とするよう呼びかけています。
爆心地近くに今も残る「原爆ドーム」は、もともと1915年に広島県物産陳列館として開館した建物です。原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていました。爆風と熱線を受けながらも外壁と鉄骨の骨格が崩れずに残り、戦後は原子爆弾の惨禍を伝える象徴として保存されてきました。現在は「広島平和記念碑」とも呼ばれ、1996年(平成8年)12月5日にユネスコの世界文化遺産への登録が決定されました。核兵器の使用という人類が犯した悲惨な出来事を伝える遺産として、「負の世界遺産」とも称されています。
8月6日の夕刻、原爆ドーム前の元安川では「とうろう流し」が行われます。戦後、原爆で肉親を失った遺族たちが犠牲者を悼んで灯りを流したのが始まりとされています。参加者はそれぞれのとうろうに平和への思いを記し、川へと送り出します。川面を埋める無数の灯りは、この夜だけの光景です。
8月6日の他の記念日
8月6日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)