オクラの日 (記念日 8月7日)
- 日付
- 8月7日(月遅れ七夕)
- 制定者
- やおやささき(岩手県盛岡市)
- 原産地
- 東北アフリカ(ナイル川流域〜エチオピア)
- 国内生産量1位
- 鹿児島県(約5,420トン)
- 旬の時期
- 7月〜9月
- ネバネバの正体
- 水溶性食物繊維ペクチン
オクラを横に切ると、断面はきれいな五角形の星型になります。この小さな星が、ある記念日を生みました。
岩手県盛岡市で青果業を営む「やおやささき」は、オクラの星型の断面に着目し、8月7日の「月遅れ七夕」にオクラを食べれば短冊の願い事がもっと叶うのではないか――そんなユニークな発想から「オクラの日」を制定しました。一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されています。また、この時期に旬を迎えるオクラを食べて夏バテを防いでほしいという願いも込められています。
オクラの原産地は、ナイル川流域からエチオピアにかけての東北アフリカです。紀元前から栽培されていたとされ、エジプトでは13世紀にはすでに食用の記録が残っています。日本に伝わったのは幕末の頃ですが、当初は観賞用として扱われていました。独特のネバネバした食感が敬遠され、食用として普及したのは1970年代に入ってからのことです。現在、国内の主な産地は鹿児島県、高知県、沖縄県など温暖な地域に集中しており、収穫量トップの鹿児島県は年間約5,420トンを生産しています。世界に目を向けると、インドが年間約715万8,000トンと圧倒的な1位で、全世界の生産量のおよそ62%を担っています。
オクラのネバネバの正体は、水溶性食物繊維のペクチンです。ペクチンには血糖値の急上昇を抑える作用や、腸内環境を整える働きがあるとされています。β-カロテン、ビタミンB群、カルシウム、葉酸なども豊富で、夏場の栄養補給にはうってつけの野菜です。旬は7月から9月。ちょうど記念日の頃が、味も栄養価もピークを迎える時期にあたります。
ちなみに「オクラ」は英語の「okra」がそのまま日本語になったもので、和名は「アメリカネリ」といいます。英語圏ではガンボ(gumbo)とも呼ばれ、アメリカ南部の名物料理「ガンボスープ」の名前はオクラに由来しています。星型の断面に七夕の願いを重ねた盛岡の八百屋の着眼点は、なかなか粋なものです。
8月7日の他の記念日
8月7日のカレンダー情報
8月の二十四節気・雑節
- 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
- 処暑(しょしょ) 8月23日(日)