デブの日 (記念日 8月8日)

デブの日
制定年
1978年(昭和53年)
制定者
大日本肥満者連盟(大ピ連)
初代会長
小林亜星(作曲家・俳優)
日付の由来
「8」の字のふくよかなイメージ
目的
肥満者の社会的地位の向上

「8」という数字を横にすると、ふっくらとした体型を連想させる——そんな発想から生まれたのが、8月8日の「デブの日」です。1978年(昭和53年)に大日本肥満者連盟(通称:大ピ連)が制定しました。「肥満体型こそ水着がよく似合う」という堂々たる主張のもと、ふくよかな人々が胸を張って夏を楽しめるよう、真夏の8月が選ばれたというのも粋な発想です。大ピ連は「肥満者への差別をなくし、社会的地位の向上を図る」ことを目標に掲げた団体で、1970年代のスリム志向が強まる日本社会に対して、あえて「太っていて何が悪い」と声を上げました。ユーモアを武器に社会へ問いかけるそのスタンスは、当時としても斬新なものでした。

初代会長を務めたのは、作曲家・俳優として知られる小林亜星(1932〜2021年)です。「北の宿から」や「この木なんの木」など生涯で6,000曲以上を世に送り出した才人で、糖尿病を公言しながらも精力的に活動を続けたことで知られています。その丸みを帯びた体型と豪快なキャラクターはまさに大ピ連の顔として象徴的で、テレビCMや歌謡曲で培った知名度と人柄を活かし、肥満者が肩身の狭い思いをしなくて済む社会を明るく訴えかけました。

大ピ連のその後については詳しい記録が残っておらず、自然消滅したのではないかとも言われています。しかし「デブの日」という記念日は現在も語り継がれており、8月8日が来るたびに大ピ連の存在がふと話題になることがあります。体型に関する価値観が揺れ動く現代においても、「ありのままを肯定する」という彼らのメッセージはどこか色褪せない響きを持っています。

8月8日の他の記念日

8月8日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 寅の日
月齢 24.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)