薬草の日 (記念日 8月9日)

薬草の日
由来
や(8)く(9)そうの語呂合わせ
制定者
沖縄県保健食品開発協同組合
薬物誌
西暦1世紀・ディオスコリデス著
日本の記録
推古天皇19年(611年)の薬猟
沖縄の薬草
ウコン、月桃、長命草、ノニ等

「や(8)く(9)そう」の語呂合わせから、8月9日は「薬草の日」です。沖縄県保健食品開発協同組合が制定しました。

薬草とは、薬用に用いる植物の総称です。そのまま使ったり、乾燥・粉砕などの簡単な加工を施したり、有効成分を抽出したりして利用されます。人類と薬草の関わりは文明以前にまでさかのぼり、西暦1世紀の古代ローマでは、軍医ペダニオス・ディオスコリデスが薬用植物の書『薬物誌(デ・マテリア・メディカ)』を著しました。約600種の植物を収載したこの書物は、その後1500年以上にわたって薬学の基本文献として用いられています。

日本においても薬草の歴史は古く、飛鳥時代の推古天皇19年(611年)に「薬猟(くすりがり)」が行われた記録が『日本書紀』に残っています。これは5月5日に野に出て鹿の若角や薬草を採集する行事で、宮中の重要な年中行事の一つでした。奈良の正倉院には、8世紀に大陸から伝来した生薬が現在も保管されています。江戸時代には各藩が薬草園を設け、本草学者の小野蘭山や貝原益軒らが国内の薬用植物を体系的にまとめました。

沖縄は亜熱帯気候に恵まれ、ウコン、グァバ、月桃(げっとう)、ノニ、長命草(ちょうめいそう)など本土では見られない薬草が豊富に自生しています。沖縄の伝統的な暮らしの中では、これらの植物が古くから日常的に使われてきました。「医食同源」の考えが根づく沖縄の食文化は、こうした薬草の存在と切り離せません。現在も沖縄県内では薬草を活用した健康食品やお茶の開発が活発に行われており、この記念日の制定団体である沖縄県保健食品開発協同組合がその推進役を担っています。

8月9日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 神吉日
月齢 25.7

8月の二十四節気・雑節

  • 立秋(りっしゅう) 8月7日(金)
  • 処暑(しょしょ) 8月23日(日)